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申込急増フィンテック コロナで変わる金融、即日融資も可能

 新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けた企業の資金繰りの手段として、金融とITを組み合わせた「フィンテック」が脚光を浴びている。AI(人工知能)を駆使することにより最短即日で入金できるスピードや、申し込みがオンラインで完結する手軽さが人気で、当座の運転資金が必要な中小企業の「つなぎ資金」を調達する方法として申込件数が急増している。フィンテックによる資金調達は、既存金融機関からの融資に取って代わる存在となるのだろうか。(岡本祐大)

「接触」なしで資金調達

 新型コロナによる販売減で取引先への支払いが滞るなどし、中小企業や個人事業主の間で資金繰りの悪化が連鎖している。この状況においても、既存の金融機関では決算書や事業計画書の提出、担当者との面談などが必要で、実際に融資が実行されるまでに1カ月以上かかることが多い。そこで台頭してきたのが、IT技術を駆使したフィンテックによる資金調達サービスだ。

 書類を提出する代わりにオンライン会計ソフトに入力したデータや入出金履歴などをもとにAIが借り入れ可能額を算定。数百万円程度が中心だが、早ければ即日で融資を実行する。コロナで人と人との接触が難しくなるなか、オンラインで完結する利便性も利用者に支持される大きな要因となっている。

 オリックスと会計ソフト大手の弥生が共同出資して設立した「アルトア」は、最大300万円までのオンライン融資を行う。会計ソフトに1年以上のデータを入力していれば、AIをベースにした審査が行われる。午前中に申し込めば、早ければ午後2時までに融資の振り込みが完了する。

 今年3月は前年同月比で申込件数が約2倍、貸付額が約1・8倍と急拡大。広報担当者は「強みは利便性と融資実行までのスピード。企業や事業者の足元の資金繰りを支援できる」と胸を張る。

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