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【大リーグ通信】「新球」「魔球」ダルビッシュが編み出した勝負球の秘密

 だが、現実は12年からメジャーでプレーして、シーズン最多勝は1年目の16勝で、昨季19年は6勝にとどまった。

 ダルビッシュは18年にカブスと6年総額1億2600万ドル(約134億円)の契約を結んだが、「期待された活躍をしていない」という声は大きい。カブス3年目の今季こそ、という気持ちもあったのだろう。開幕投手にも指名されていた。

 この「新球」、実は予定通りの開幕なら存在していなかった。新型コロナウイルスの感染拡大で開幕が3月26日から大幅に遅れた“自粛期間”にマスターしたものだった。6月20日にアップされた自身のツイッターでは「150キロはでます。ただまだバッターがどう反応するかはわかりません」と、動画とともに初めて世に知らしめた。だが、控えめな言葉とは裏腹に、紅白戦の段階では十分、通用した。

 本拠地シカゴのスポーツ専門ITサイト「ブリーチャー・ネーション」は「スプリームを披露し、ダルビッシュの球種は11になった」と評価し、「新しい球はツーシームとスプリッターのハイブリッド。スプリッターの要素を備えていながら、球速は93マイル(約149キロ)に達する。ツーシームとスプリッターの間のどこかに存在するので、状況に応じて投げ分けることができる」と、打者やカウントによって、微妙にアレンジされたさまざまなスプリームを投げてくると解説する。

 短期決戦を戦う上で、カブスのエースといえるダルビッシュ。レギュラーシーズンの本番が楽しみになってきた。

(運動部 佐竹修仁)

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