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【原坂一郎の子育て相談】歯磨きが遊びになる息子

 2歳の息子がいます。歯磨きの際に「自分でする」と言うので任せてみるのですが、歯ブラシを噛んでいるだけですぐに遊び始めます。きれいに磨けていないので仕上げ磨きをしたいのですが、無理やりすると泣き叫んでなかなかスムーズにいきません。こういう時は無理強いしてでも磨いた方がいいでしょうか? おとなしく磨かせてくれる方法などもありましたらお教えください。

 2歳は何でも親のまねをしたがる時期です。お子さんも、パパやママの歯磨きの様子が楽しそうに見えて、まねをしたくなったのでしょう。

 歯ブラシをしっかり上下左右に動かして磨くのは2歳児には難しく、どうしても遊んでしまい、毛先も噛んですぐに傷みます。危険も多く、口に入れたまま遊んで転び、歯ブラシがのどに刺さった事件もあり、保育園でも歯ブラシで磨かせるのは3歳くらいからです。

 歯ブラシを玩具代わりにしているだけなら、いったんやめて、3歳になったころに改めて与え、その時に磨き方をしっかり教えることをお勧めします。

 わが子が3歳の時に私がしたのは“1分作戦”です。最初に親が楽しげに30秒ほどで手早く磨き、残る30秒を仕上げとして子供に磨かせるのです。その際、子供の歯ブラシを奪って磨くのではなく、親も子供用歯ブラシを持っておいてそれで磨きます。先に親が磨いているので、仕上げはしっかり磨けなくても構わず、ゴシゴシゴシと適当に磨けたらOKにします。

 最後を自分で磨くと、子供は全部自分で磨いた気になり満足します。その都度ほめて、親が手伝う時間を少しずつ短くし、子供が磨く時間を長くしていくと、半年後くらいには最後まで一人で磨けるようになりましたよ。

 歯ブラシを使用せず、水を含んで「クチュクチュペッ」をするだけでも効果があるので、保育園では3歳未満の子供にはよくそうしています。今はそれでもいいと思います。

(こどもコンサルタント)

原坂一郎 23年間の保育士勤務を経て平成16年から、こどもコンサルタントとして研究・執筆・講演を行う。日本笑い学会理事。自他共に認める怪獣博士。

 子育てに関する悩みをお寄せください。原坂一郎先生が回答します。〈メール〉life@sankei.co.jp

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