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アカデミー賞監督と新潟の絆を大事にしたい 清野明日香さん(34)

「新潟藤井組」の創設者、清野明日香さん=新潟市のシネ・ウインドで(本田賢一撮影)
「新潟藤井組」の創設者、清野明日香さん=新潟市のシネ・ウインドで(本田賢一撮影)

 新型コロナウイルス感染拡大で窮地に陥った新潟市内の小さな映画館を、日本アカデミー賞最優秀作品賞などに輝いた映画「新聞記者」(令和元年公開)の監督、藤井道人氏が支援に乗り出した。背景にはファンの集まり「新潟藤井組」との強い絆がある。創設者の清野明日香さん(34)に聞いた。(本田賢一)

 藤井監督が支援してくださったのは新潟・市民映画館鑑賞会が運営する映画館「シネ・ウインド」です。会員制度を軸に年会費と入場料収入で運営していますが、コロナ禍で休館を余儀なくされ、営業再開後も観客の映画館離れに直面し、窮地に陥りました。

 このため、同館を拠点に活動している私たち「新潟藤井組」から、藤井監督が所属する映像ディレクター集団「BABEL LABEL(バベルレーベル)」を通じて監督に支援を求めたところ、快く応じてくれました。

 監督と同館がコラボレーションして、監督の手書きサインなどがプリントされたオリジナルTシャツ(税込み2500円)を作成。6月30日まで同館のネットショップで受注販売され、売り上げは同館に寄付されました。監督はTシャツ販売の告知に「新潟から来た一人の女性の熱いオファーからシネ・ウインドさん、新潟の皆さんとの関係が始まりました」とコメントを寄せてくれました。

 私は昨春、新潟から東京の映画館に藤井監督の作品「青の帰り道」を見に行き、物販コーナーでサインに応じていた監督に「ぜひこの作品を新潟でも上映してください」とお願いしました。作品は群馬と東京を舞台にした若者7人の青春群像劇で、人生はどこからでもやり直しがきくというメッセージに心を打たれました。

 シネ・ウインドの支配人にも同館での上映をお願いしたところ、上映の機運を盛り上げるためまずは仲間を募りなさいとアドバイスを受け、SNSを通じて約20人が集まりました。このときの仲間がのちに新潟藤井組となりました。

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