PR

ニュース プレミアム

北の大地に根付くか 北海道の野球独立リーグ、コロナに負けず始動

コロナ禍に負けず、1年目のシーズンが開幕した北海道独立リーグ(提供写真)
コロナ禍に負けず、1年目のシーズンが開幕した北海道独立リーグ(提供写真)
その他の写真を見る(1/2枚)

 北海道初の野球の独立リーグ「北海道ベースボールリーグ」(HBL)が今春、1年目のシーズンをスタートさせた。選手たちは拠点がある富良野市などで人手不足に悩むメロン農家や地元企業で働き、寮生活を送る。「地域貢献」と「選手育成」を2本柱に掲げてリーグを旗揚げしたのは、青年海外協力隊員として西アフリカのブルキナファソで野球を指導した経験を持つ出合祐太代表(37)。産声を上げた新リーグはコロナ禍に負けず、「北の大地」に根を張れるか。

 プロ野球や他のリーグに先駆け、5月末に無観客で開催にこぎつけた。富良野市と美唄市に本拠地を置く2球団が平日午後を中心に週3、4回のペースで試合をこなし、6月中旬からは観客も動員した。今季は70試合程度を実施予定だ。

 四国や北信越などを拠点とする独立リーグと違い、トライアウトで集まった約30人の選手は無報酬でプレーする。プロを目指す選手もいるが、「レベルはまちまち」と出合代表。それでも週末にもなれば、新型コロナウイルス感染防止のために定めた上限200人の地元の人たちが観戦に駆けつけてくれる。

 「選手のほとんどは北海道以外の出身。地元のおじちゃん、おばちゃんから応援してもらうことがモチベーションになっています」と出合代表。支持を広げるのには理由がある。

 選手たちは昼間、人手不足に悩む地元企業や農家で働く。過疎化が進む地方で、選手は貴重な若者。地元開催のイベントにも積極的に参加して地域に溶け込む。選手は受け入れ先の企業から給料を受け取って生活する。このうち月5万円をリーグへ渡し、リーグは選手の食費や用具代などにあてる仕組みだ。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ