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パラ金の村岡桃佳“二刀流”続行を表明 陸上&スキー、夏冬出場目指す

陸上競技のトレーニングをする村岡=2月上旬、岡山県のW-AC BACE(スポーツビズ提供)
陸上競技のトレーニングをする村岡=2月上旬、岡山県のW-AC BACE(スポーツビズ提供)
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 2018年平昌冬季パラリンピックのアルペンスキー女子座位でメダル5個を獲得した村岡桃佳(トヨタ自動車)が陸上短距離の挑戦を続行し、1年延期された東京大会の出場を目指すことを表明した。閉幕後のわずか半年後には22年北京冬季大会も控えており、出場権獲得に向けて、今年9月から来春にかけて陸上とスキーの両大会に出場する。村岡は「短い期間で夏冬の大会を渡り歩いた選手はいないと思うので、第一号になれるように頑張りたい」と“二刀流”挑戦を力強く宣言した。

 あえて険しい道を選択した。「欲張りなので、どちらも諦めきれなかった。何が何でも両競技でパラ出場を果たしたい」。約1週間、悩んだ末に出した結論だった。

 埼玉県深谷市出身の23歳。4歳で横断性脊髄炎を患い、下半身まひのため、車いす生活となった。父親の勧めで始めた車いすスポーツに魅了され、中学生のころに、チェアスキーに本格的に取り組んだ。平昌パラでは、冬季の日本選手で史上最多となる金を含む5個のメダルを獲得した。

 本格的に陸上競技を始めたのは19年春。陸上大会出場3戦目となった同年7月の関東パラ陸上競技大会女子100メートル(車いすT54)で、当時の日本記録を樹立するなど、すぐに頭角を現した。

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、東京パラリンピックが1年延期。21年9月閉会の東京パラと、22年3月開会の北京パラの間隔は半年しかない。スキーの出場を断念するという選択肢はなく、陸上を続けるかどうかで悩んだというが「1年間、陸上競技を真剣に取り組んできた。陸上選手としての自覚が芽生えてきた」。今年1月に豪州で行われた国際大会で、自身の持つ日本記録を大きく更新する16秒34をマーク。東京パラの出場権が懸かる女子100メートル(車いすT54)のランキングで出場圏内の6位に付けるタイムで、東京パラへの出場は手の届く位置まできている。「約1年間、延期されたことで、より強くなれる期間が増えたと考えている」と前向きにとらえた。

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