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学校・地域間格差の深刻化で保護者発オンライン授業も登場

「渋谷発おうちdeワクワクこどもの日」の画面上で手をつなぐポーズをする小学生たち(実行委員会提供)
「渋谷発おうちdeワクワクこどもの日」の画面上で手をつなぐポーズをする小学生たち(実行委員会提供)
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 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い各地で長期化した休校措置。そこで浮かび上がったのは、公立学校の情報通信技術(ICT)活用の遅れだった。こうした状況を受け、子供たちの学ぶ機会をつくろうと、学習の遅れを懸念する保護者が自らオンライン授業を企画、運営をする動きも。政府は児童生徒への「1人1台端末」を整備する「GIGAスクール構想」を前倒しするなど、「ウィズコロナ」の時代を見据えた、学校での学びのあり方の模索が続いている。

全国から講座参加

 外出自粛が求められていた5月の大型連休。3月から休校が続いていた小学生向けに、あるオンライン授業が開かれた。「渋谷発おうちdeワクワクこどもの日」と名付けられたこの授業。企画したのは東京・渋谷区立小に通う子供を持つ母親3人だ。

 「私立ではオンライン授業をしているのに、公立はプリントの宿題ばかり。多くの人が、焦りや不安を抱え悩んでいた」

 メンバーの一人で、小4と小1の姉妹を育てる音楽家の八木美佳子さん(43)は、企画のきっかけをこう語る。

 八木さんは長女の同級生に呼びかけ、4月から自由参加の「オンライン朝の会」を実施。その中で、小2の長女を育てる渋谷区議の神薗麻智子さん(40)、小6の長男の母親で教育ライターの相川いずみさん(52)と学びのあり方について情報を交換していたところ、オンライン授業のアイデアが生まれたという。

 工作や音楽、プログラミング…それぞれ知人に声を掛けると、講師や技術サポートをしてくれる保護者らが続々と集まり、2日間12講座を無償で開けることに。参加者は学校の同級生らを見込んでいたが、ネット上で募集したところ、北海道や大阪、広島など全国から延べ365人の受講者が集まった。

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