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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】“計算通り”はスアレスだけ…どん底・阪神の要因は采配だけじゃない

凡退する阪神・ボーア。大砲と期待されたが…=ナゴヤドーム(撮影・宮沢宗士郎)
凡退する阪神・ボーア。大砲と期待されたが…=ナゴヤドーム(撮影・宮沢宗士郎)
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 岡田彰布元監督のチーム打開策をなぜか聞きたくなる泥沼の阪神…。なすすべがない矢野燿大(あきひろ)監督(51)はそれでも今週7日からの本拠地・甲子園球場での15試合で絶対に巻き返しを果たさなければなりません。ズルズルいくならチーム全体が戦意喪失状態に陥り、球団周辺からの責任追及の声でさらに事態は混迷するでしょう。しかし、どうして6・19開幕から12試合で2勝10敗という“大惨事”が起きてしまったのか…。その責任は矢野監督ら現場首脳陣だけの問題なのでしょうか…。暗黒時代に舞い戻ることだけは御免被りたいですね。

メッキ剥げた戦前の評価

 目の前のパソコンに向かって原稿を書いているのは3日の早朝です。昨夜の中日戦(ナゴヤD)も2-4で敗れ、これで開幕から早くも2度目の同一カード3連戦3連敗。12試合消化した時点で2勝10敗の最下位に沈んでいます。首位・巨人とは6・5ゲーム差で、5位の広島とも4ゲーム差。広島までの5球団が全て勝率5割以上。つまり、リーグの借金はぜ~んぶ阪神です。

 監督就任後、ワーストの借金8となった矢野監督は力なく「起爆剤も現状ないんでね。誰かというよりチーム全体の問題。俺も含めてね。もちろん、前を向いてやるしかないと思っています」と話しました。

 “矢野ガッツ”が代名詞の元気印の指揮官がなすすべがないような肩を落とした姿になるのも理解できますね。チーム打率2割1厘、同得点24はリーグでも群を抜く酷さ。打撃陣の元気のなさに加え、今季は“強み”だったはずの投手陣も崩壊状態です。チーム防御率5・38、同失点は67。首位の巨人が防御率3・33で失点40ですから「阪神は投手陣が質量ともにリーグ屈指」といわれた戦前の評価はもはや“メッキが剥げた”と言わざるを得ません。

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