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【原坂一郎の子育て相談】帰り道に上がり込む息子の友達

 小学4年と2年の男の子がいます。共働きのため、息子たちには鍵を持たせて、放課後は2人で家にいます。いつも一緒に下校する長男の友達が、最近そのまま家に上がり込んでいることが分かりました。毎回20、30分で帰るようですが、主人や私が在宅中のときにも来たので、「いったん家に帰って家の人に言ってから来てね」と話すと、「分かった」と帰りました。それでも、度重なるので、子供からも言わせましたが、「ちょっとだけ」と、強引に上がってくるそうです。相手のお母さんとは面識がありません。やめさせるにはどうすればよいでしょう。

 子供時代を話すとき、人はよく、「玄関にランドセルをほっぽり出して、すぐ遊びに出かけた」と言います。遊びに行くのは、いったん家に帰ってから、が基本ですよね。たとえ30分でも、家に帰っていないことに引っかかるあなたは良識人です。

 何度言っても聞かないのには、たとえば一度家に帰ったらもう外には出してくれないなど、彼なりの事情があるのかもしれません。比較的短時間で帰るのも、寄り道がバレない程度の時間にとどめているという可能性もあります。それとなく、本人に“事情”をうまく聞きだしてみましょう。

 もし、それが難しいなら、やはり親御さんに確認の連絡をした方がいいと思います。

 その際、「いつも仲良くしてくれてうれしい」「帰り道に息子が上がってもらっているようだけど、親の許可を得ていないなら心苦しいので確認したい」と、普段の感謝を伝えるのが目的のように尋ねてみてください。向こうも良識のある親なら、それで分かってくれます。

 もしも、あっさり「はいどうぞ」といった返答だったら、「家が無人なので責任が持てないので」と、親がいるときだけOKのルールにしたいとはっきり伝えましょう。全面禁止にさえしなければ、母親同士の関係も、息子さんたちの友情も壊れないで済むと思いますよ。

(こどもコンサルタント)

原坂一郎 23年間の保育士勤務を経て平成16年から、こどもコンサルタントとして研究・執筆・講演を行う。日本笑い学会理事。自他共に認める怪獣博士。

 子育てに関する悩みをお寄せください。原坂一郎先生が回答します。〈メール〉life@sankei.co.jp

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