PR

ニュース プレミアム

【サッカー通信】「無観客」回避を目指したワケ Jリーグ再開で浮き彫りに

無観客で行われたJ2千葉-大宮。グラウンドでは熱戦が繰り広げられた=27日、フクダ電子アリーナ(今野顕撮影)
無観客で行われたJ2千葉-大宮。グラウンドでは熱戦が繰り広げられた=27日、フクダ電子アリーナ(今野顕撮影)
その他の写真を見る(1/2枚)

 Jリーグのある日常が戻ってきた。新型コロナウイルスの感染拡大によって2月末から約4カ月間の公式戦延期を経て6月27日にJ2が再開、J3が開幕に漕ぎつけ、J1も7月4日に再開。無観客という異例の形でも運営面に大きな混乱はなく、試合自体は白熱している。ただ、サポーターの歓声や怒声が響かない寂しいスタジアムは、Jリーグが最後まで無観客試合の回避を目指した理由を浮き彫りにした。

 6月27日に千葉市のフクダ電子アリーナで行われたJ2の千葉対大宮戦は、グラウンドに集中すればこれまでと変わらない熱戦が繰り広げられた。全選手がPCR検査で陰性を確認されていることもあって接触プレーは激しい。普段は耳に届かないボールを蹴る音や選手の指示も新鮮で興味深かった。

 一方、違和感も隠せない。整列や健闘を誓い合う握手もなく始まった試合に、「試合の入り方が難しかった」と千葉のGK新井。同僚のMF田口も「初めてのことで独特だった」と振り返りつつ、「僕自身は普段通り。前向きにとらえられる90分間だった」と述べた。

 ホームの千葉は録音されたサポーターの応援歌を流し、遠隔操作を利用してリアルタイムで声援を送るシステムも導入した。雰囲気はにぎやかになるが、チャンスやピンチでも抑揚は生まれない。田口は「聞こえていてモチベーションは上がる」と歓迎したものの、「ないよりはあった方が…」というコメントが本音に近いのだろう。

続きを読む

関連トピックス

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ