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医療現場に届く「道の駅」の新鮮料理、人気の「古都華」も

野菜を使った料理の贈り物を受け取る奈良県西和医療センター看護部長の春木邦恵さん(右)らスタッフ。「みんな、いつも楽しみにしている」という=奈良県三郷町
野菜を使った料理の贈り物を受け取る奈良県西和医療センター看護部長の春木邦恵さん(右)らスタッフ。「みんな、いつも楽しみにしている」という=奈良県三郷町
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 奈良県西和医療センター(同県三郷町)には2日に1度、発泡スチロールの箱に入った贈り物が届く。送り主は、公益財団法人平群町地域振興センターが運営する「道の駅大和路へぐり くまがしステーション」。箱を開けると、地元で取れた新鮮野菜を使ったご飯ものや総菜、サラダがぎっしりと詰まっている。新型コロナウイルス感染対応で日々奮闘する医療従事者への感謝の気持ちから、食の支援を続けているのだ。

(田中一毅)

 「公益財団法人として地域に貢献したいと考える中で、新型コロナを県民一丸で撲滅するために、医療従事者の方を元気づけたいと考えました」

 そう話すのは、同道の駅の中山悟所長(67)だ。県の観光局長や地域振興部長を歴任し、今年4月に所長に就任。県の担当課に相談し紹介されたのが、車で15分ほどの場所にある県西和医療センターだった。

 センターの木村一夫事務部長(60)は「コロナで大変な思いをしているのは病院だけではない。ご好意に甘えていいのかという気持ちもあったが、みんな喜んでいます」と話す。

 差し入れは5月22日からスタート。14回目となった6月23日は、「ひじきの炊き込みご飯」「マーボーナス」「キュウリとトマトのサラダ」各30食が保冷材の入った発泡スチロールに詰められ、道の駅の職員によって届けられた。医療従事者への感染リスクを踏まえ、直接手渡すのではなく守衛に預けるのがルールだ。

 道の駅の直売所には、平群町の登録農家から新鮮な野菜や果物が毎日並ぶ。差し入れはそれらを使い、道の駅内のレストランで調理する。道の駅は新型コロナの感染拡大で4月29日から5月10日まで閉鎖されたが、一部再開後にテークアウト販売を始めており、差し入れの日は多めに作っている。

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