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【皇室ウイークリー】(648)天皇陛下、節折の儀に臨まれる 秋篠宮ご夫妻、ご結婚から30年

節折の儀のため、皇居に入られる天皇陛下=6月30日午後、東京都千代田区の皇居・半蔵門(三尾郁恵撮影)
節折の儀のため、皇居に入られる天皇陛下=6月30日午後、東京都千代田区の皇居・半蔵門(三尾郁恵撮影)
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 天皇陛下は6月30日、皇居・宮殿の「竹の間」で、半年に一度の陛下ご自身のおはらいの儀式「節折(よおり)の儀」に臨まれた。同日午後1時20分ごろ、皇居・半蔵門を車で通過する際、陛下はマスク姿で、窓を開けて沿道の人に応えられた。

 「節(よ)」は竹の節と節の間のこと。10世紀ごろに成立したとされる儀式は、陛下のお体に小竹の枝をあてて身長などを測り、それを折るなどして祓い清めるもの。この日は、皇族方や国民のためのおはらいの儀式「大祓(おおはらい)の儀」も皇居内の宮中三殿に付属する神嘉殿(しんかでん)前庭であり、皇族方を代表して秋篠宮さまが参列された。

 節折の儀と大祓の儀は、大みそかの12月31日にも行われる。大祓の儀に参列する成年皇族はかつて、慣例として男性に限られていたが、皇族方の減少などを背景に平成26年6月、女性の成年皇族も参列できるように慣例が改められた。同年12月、秋篠宮ご夫妻の長女、眞子さまが女性皇族としては昭和23年に特例で参列した高松宮妃以来、66年ぶりにご参列。昨年6月にはご夫妻の次女、佳子さまも参列されている。

 陛下は7月1日、皇居内の宮中三殿で、国民の安寧を祈る「旬祭」に臨まれた。また、同日、皇居・蓮池参集所で、節折の儀と大祓の儀の手伝いなどにボランティアで取り組んだ「賢所勤労奉仕団」と面会し、ねぎらわれた。面会では、全員マスクを着用し、密接な会話を避けるなどの対策が取られた。

 2日には、宮殿の「松の間」で、東ティモールとマリの新任駐日大使の信任状捧呈式に臨まれた。儀式は感染症の影響で3月中旬から一時実施を見合わせていたが、マスク着用や消毒などの対策を取って6月24日から再開した。

 秋篠宮ご夫妻は29日、結婚から30年を迎えられた。昨年5月の代替わりに伴い、秋篠宮さまが皇位継承順位1位の皇嗣(こうし)となり、ご夫妻は従来の公務に加え、両陛下が担われてきた公務も一部引き継ぐなど、多忙な日々を過ごされてきた。側近は「それぞれの立場を尊重しながら、協力して公務に取り組まれている」としている。

 今年は感染症の影響で、4月に予定されていた「立皇嗣の礼」をはじめ地方訪問などの行事も見合わせが相次いでいるが、ご夫妻は週2、3回の頻度でオンラインのビデオ会議で関係者と面談するなど、新たな取り組みを実践されている。

 秋篠宮妃紀子さまは6月30日付で、総裁を務める恩賜(おんし)財団「母子愛育会」にねぎらいのメッセージを寄せられた。紀子さまは秋篠宮さま、眞子さま、佳子さまとともに、同会関係者からもオンラインで説明を受けられていた。

 紀子さまはメッセージで、関係者に「深い感謝の気持ち」をご表明。同会の関係病院や保育所など各施設の職員らが感染症対策に努めながら、妊娠や子育ての不安に寄り添い、子供の誕生と成長を支えていることを「大変心強く思っております」とつづられた。

 【皇室ウイークリー】は毎週金曜日、「産経ニュース」に掲載している企画です。ニュース紙面ではあまり触れられない各宮家のご活動や、上皇ご夫妻のご様子を含め、宮内庁担当記者が皇室の1週間を振り返ります。紙面で掲載できなかった写真もご紹介しています。さらに「皇室ウイークリー」だけのために撮影した写真も、アップしています。

 また皇室のご動静は、産経新聞社が取材協力している扶桑社の季刊誌『皇室 Our Imperial Family』でも、詳しくご紹介しています。

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