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遅れるカジノ誘致、夢のIR特急は…鉄道整備計画に暗雲

 大阪に限らず、国内各地の自治体では、IRの誘致計画が大幅な遅れを余儀なくされている。IR整備の要件などを記した「IR基本方針」は今年1月にも閣議決定される予定だったが、新型コロナの影響もあり実現していない。大阪府市は6月23日、国の基本方針策定遅れなどを理由に、IR整備計画への参入を希望する事業者の応募書類提出期限を当面の間延長すると発表した。

 さらに世界的な新型コロナの感染拡大で、各国のIR事業者は施設の閉鎖に追い込まれ、業績が大幅に悪化している。米最大手のラスベガス・サンズは5月、コロナ禍を受けて日本参入を断念する方針を表明した。

 都市開発に詳しい近畿大の久隆浩教授は「夢洲などが位置する大阪の湾岸部は、東京や横浜の湾岸部と違って都心部から距離があり、そもそも開発が困難な地域」と指摘したうえで、「IRの実現が見通せないなか、鉄道各社は多大な経営リスクを冒してまで、夢洲までの路線を整備しようとは思わないだろう」と分析している。

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