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筋肉隆々 裸でカッパ シュール感満載の「漁師カード」

魚を手にした漁師の筋肉隆々の肉体が目を引く小枝哲さん(左)と奥崎大輔さんの「漁師カード」(福田徳行撮影)
魚を手にした漁師の筋肉隆々の肉体が目を引く小枝哲さん(左)と奥崎大輔さんの「漁師カード」(福田徳行撮影)
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 漁師が屈強な肉体をあらわに漁業をPRする「あおもりの肴(さかな) 漁師カード」が話題を集めている。青森県の水産物の知名度向上と消費拡大を図ろうと、県庁職員が企画し制作。漁師が素肌に漁業用カッパを着ることは日常的にはないだけに、筋肉隆々の「海の男」をモデルにしたシュール感満載の企画は、漁業従事者の減少など厳しい環境にある水産業の活性化に一役買いそうだ。(福田徳行)

県庁職員発案

 カードを作っているのは県水産振興課の木村紀昭技師(32)。モデルとなる漁師を見つけ、交渉し、撮影し、カードをデザインし、印刷に回し…と、ほぼ一人で制作している。

 魚価の低迷などにあえぐ漁業関係者を目の当たりにし、県内で獲れる魚の価値や知名度を向上させ、魚に合う地酒もPRしようと、平成29年度の庁内ベンチャー事業で漁師をモデルにしたポスターを作成。さらに、持ち運びやすいようにと、名刺サイズのトレーディングカードを作り、昨年12月から県内の産地直売フェアやマグロの解体ショー、東京都内でのイベントなどで配布を始めた。すると女性客らから「ぜひ欲しい」「かっこいい」などと大好評を得たという。

漁師も驚き

 カードは、いずれも上半身裸で、漁業用のカッパを着てポーズをとっている。魚や漁具を手に笑顔や腕を組むポーズを決めた写真に、名前をローマ字で表記。漁をしている地域も地図で表示した。

 「青森県のおいしい魚を獲るために鍛えられた肉体を披露してもらいました。インパクト重視です」と木村さん。撮影を依頼するとき、モデルたちに戸惑いもあったが、自分たちの生業に誇りを持ち、水産物のPRのためにと、文字通り一肌脱いでもらった格好だ。

 モデルの一人、つがる市の小枝哲さん(29)は「自分で大丈夫かと思ったが、若い人に漁業をアピールできればうれしい」と話す。カードには小枝さんが7~8キロのヒラメを両手に持っている姿がりりしく写っている。

 大型のニジマスを津軽海峡で養殖し「海峡サーモン」のブランド名で加工、販売している奥崎大輔さん(45)=むつ市=は「裸に漁師カッパという発想に最初は冗談だと思ったが、三方を海に囲まれている青森県の豊富な漁獲資源のPRのために快諾した。おいしい魚を食べて青森に注目してもらいたい」とアピールする。

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