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その「リツイート」大丈夫?削除済み、炎上なしでも名誉毀損に 

相次ぐ訴え

 気軽に他人の投稿を簡単に共有・拡散できるリツイートをめぐっては、他人を傷つけたり、デマが広がったりする弊害を指摘する声がある。橋下氏と同様に、訴訟に発展するケースも出ている。

 性暴力被害を受けたという訴えを公表したジャーナリストの伊藤詩織氏は6月、自身を中傷するイラストを投稿した漫画家と、リツイートした男性2人に損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。伊藤氏側は「リツイートした男性らの法的責任は、元ツイートの漫画家と変わらない」と主張している。

 昨年8月に起きた常磐自動車道のあおり運転事件でも、同乗者の「ガラケー女」とネット上で名指しされる被害を受けた女性が、拡散に関与した愛知県豊田市の市議(当時)を提訴。元市議に対する判決は東京地裁で8月に言い渡される予定で、他のリツイート主についても発信者の情報を開示するよう求める手続きなどを進めている。

 ネット中傷問題に詳しい小沢一仁弁護士は、表現の自由との兼ね合いはあると認めつつも、「リツイートは情報を右から左に流しているだけと主張する人もいるが、投稿内容について元ツイートと同等の責任を負うという判断は妥当だ」と指摘。SNSでの安易な情報拡散に警鐘を鳴らす判決だと評価し、「リツイートしようとする投稿が正しいのか、まずは1次情報を確認するといった前向きな動きにつながれば」と話した。

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