PR

ニュース プレミアム

【花田紀凱の週刊誌ウオッチング】〈777〉存在感増す「北」の妹

朝鮮半島情勢で存在感を増す金与正氏(ロイター)
朝鮮半島情勢で存在感を増す金与正氏(ロイター)

 『週刊新潮』(7月2日号)、鮮やかな変わり身の早さだ。

 今週号、右柱が、「北朝鮮暴発で日本に火の粉」、左柱が「『原監督』常軌を逸した『賭けゴルフ』」。

 それにひきかえ、『週刊文春』(7月2日号)、相も変わらぬ安倍たたきと渡部建、多目的トイレ不倫の続報。

 『新潮』の「北朝鮮暴発--」は死亡説まで囁(ささや)かれる金正恩(キムジョンウン)氏に代わって存在感を増す妹の金与正(キムヨジョン)氏をクローズアップ。

 李相哲龍谷大学教授の分析。

 〈「(南北共同連絡事務所爆破は)一時的に鬱憤を晴らせても現状を打破するにはまったく意味のない政治行為です。彼女が致命的なのは軍隊経験がないこと。北の最高指導者はすなわち軍の最高司令官。120万人の軍人が司令官として認めるのはかなり厳しい」〉

 となると、軍のクーデター、内乱も考えられ、難民、核の暴発など〈日本にとっては不安が尽きない〉。

 巨人・原辰徳監督の賭けゴルフ。告発者は十数年前から一緒にラウンドしてきた50代の男性。〈「100万円近くが動いていました」〉というから、黒川検事長のマージャンどころの話じゃない。

 むろん、原監督も巨人軍も全面否定だが、告発男性の話は具体的かつ詳細で、嘘とは思えない。

 『文春』のトップは「安倍『亡国のイージスアショア』当初から『迎撃不能』防衛省『秘密文書』入手」。

 昨年3月下旬、防衛装備庁職員らがロッキード・マーチン社を訪問、上司へ報告書を上げた。その報告書に「イージス・システムのレーダーに射撃管制能力は無い」と書かれていたというのだが。

 イージスアショア停止に関しては『新潮』のコラムで櫻井よしこさんが紹介している佐藤正久議員の言葉に尽きよう。

 〈「北朝鮮から核攻撃を受ける危険と、ミサイルを打ち上げるブースター、1・8メートル程の空のタンクですが、これが落下してくる危険を同列に論じる点がそもそも間違い」〉

 『ニューズウィーク日本版』(6・30)の特集「中国マスク外交」も一読を。

(月刊『Hanada』編集長)

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ