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【志らくに読ませたい らく兵の浮世日記】藤井聡太七段の初タイトル挑戦に夢ふくらむ

らく兵
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 藤井聡太七段が王位戦の挑戦者決定戦に勝ちましたね。将棋界の8つのタイトル戦のうち、棋聖と王位の挑戦権を手に入れました。棋聖戦の5番勝負はもうすでに始まってますが、どちらのタイトルを手に入れても史上最年少。見ている方の夢もふくらみます。

 現在、8つのタイトルを持っているそれぞれの棋士たちは、20代から30代がほとんど。一番の年長が木村一基王位の47歳。いまだ17歳の高校生である藤井七段との対決は目が離せないところです。

 それにしても、小学生の頃から将棋の世界で注目され、私なんかが名前を覚えたのも、藤井七段がまだ中学生の頃。それがいまやタイトルを手にするかもしれないんですから、すごいものです。私が子供の頃に「羽生善治」の名前を聞くようになり、その人がいろんな最年少記録を打ち立てながら、史上初の7冠まで登りつめた様子をニュースで見てきましたから、やっぱり羽生善治と藤井聡太という2人の棋士の姿がいろいろ重なります。

 スポーツの世界でも天才といわれる人たちは10代の半ばから頭角を表して、一流のチームや競技者に混じって活躍する姿を目にします。それに比べて藤井七段のように小、中学生の頃から世間をにぎわすようなスターがいるというのは、将棋の場合、スポーツほど体の成育を待たなくても大人と十分に渡り合えるからかもしれません。反対に木村王位のように、史上最年長で初タイトルを手にした時には46歳3カ月という、スポーツなどに比べて高い年齢だったりします。

 どちらにしてもそういったタイトルを手にする人というのはとんでもない天才たちに違いありません。そういえば日本のスーパーコンピューターの「富岳」がその性能で世界一に輝いたというニュースもありましたが、天才棋士たちの頭の中も、小さい頃からの鍛錬と学習で、スーパーコンピューターのように日々、すごい性能で作動しているのでしょう。

 落語の方でも将棋や囲碁の話はありますが、出てくるのは夢中になりすぎておかしくなる人ばかり。もちろん腕前の方は大したことない。「ヘボ将棋、王より飛車をかわいがり」という言葉そのままの連中です。

 「おい、下手な考え休むに似たりだ。早く指せよ」

 「待ってくれよ。えぇと、お前、手に何持ってる?」

 「金、銀、桂、香、歩が4枚に王様1つ」

 「王様? 何で王様持ってんだ?」

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