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過渡期の学童保育 宿題済ませ、英語、ヨガ…進む民間運営

放課後を学童で過ごす児童ら=滋賀県大津市の「BamBiniの杜」
放課後を学童で過ごす児童ら=滋賀県大津市の「BamBiniの杜」
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 共働きやひとり親家庭の小学生を預かる放課後児童クラブ(学童保育)の運営に民間事業者が乗り出すケースが増えている。自治体から公設学童の運営を委託されるケースや、企業が学童そのものを経営するケースなど形態はさまざま。差別化を図るための特色を打ち出す学童が登場する一方、民間委託をめぐるトラブルも発生している。(菅沢崇)

「目が行き届く」

 今年4月、大津市に2カ所の民間学童が新たにオープンした。市の支援事業団体として補助金を受ける一般社団法人「BamBiniの杜」が運営するこの民間学童は今、1~4年生の計26人に放課後の生活の場を提供している。65歳以上を中心とした指導員18人は全員が教職経験があり、家庭には宿題を持ち帰らせないことを念頭に指導している。

 代表理事の西出昇さん(69)が昨年8月、同級生の不動産業者に資金提供を依頼、自ら定款を定め、登記を済ませて開業した。小学校からの移動には送迎バスを導入し、保護者の通勤時間を考慮して、午後8時までの延長保育も行う。「出資をお願いし、運営は私たちが責任持つ。教育者としての最後のお勤めです」と西出さん。小学1年の長女(7)を預けている会社役員、木村宏美さんは「100人を超える児童を抱える学童もあるが、ここは目が行き届くと思って選んだ」と話す。

 和歌山県を中心に58カ所で保育事業施設を運営する社会福祉法人「檸檬会」も平成26年から学童保育の運営を始め、現在は同県や滋賀、千葉県で11施設を展開している。

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