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【皇室ウイークリー】(647)両陛下、沖縄慰霊の日にご黙祷 コロナで介護現場の声お聞きに

介護関係者から説明を受けられる天皇、皇后両陛下=23日午後、赤坂御所(宮内庁提供)
介護関係者から説明を受けられる天皇、皇后両陛下=23日午後、赤坂御所(宮内庁提供)
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 天皇陛下は19日、皇居・宮殿を訪れ、大島理森衆院議長、山東昭子参院議長から国会終了のあいさつを受けられた。

 天皇、皇后両陛下は23日、お住まいの赤坂御所で、先の大戦で沖縄での組織的戦闘が終結したとされる「慰霊の日」にあたり、長女の敬宮(としのみや)愛子さまとともに黙祷(もくとう)をささげられた。上皇ご夫妻もお住まいの仙洞(せんとう)仮御所で黙祷された。

 幼少期に疎開を経験し、昭和天皇の遺志を継いで戦没者慰霊に尽くした上皇さまは、慰霊の日のほか、終戦の日(8月15日)と広島と長崎への原爆投下日(同6日、9日)を「忘れてはならない」4つの日として、上皇后さまと毎年黙祷をささげられてきた。陛下も皇太子時代からご一家で黙祷を続けられている。

 両陛下は23日、厚生労働省の大島一博老健局長、公益社団法人全国老人福祉施設協議会の平石朗会長ら4人を赤坂御所に招き、新型コロナウイルス感染症の介護の現場への影響について説明を受けられた。

 大島局長らによると、面会は1時間ほどで、両陛下はメモを取りながら、「どのようなことが大変でしたか」などとご質問。介護現場での感染拡大を防ぐ取り組みについて、「現場は大変でしたね」「本当によく頑張られたんですね」とねぎらわれた。介護施設の入所者が家族と直接会えず、オンラインによる面会を行ったという話には、うなずいて関心を示されたという。最後に、「お体をお大事に」などと関係者を気遣われた。

 両陛下は4月以降、政府の専門家会議の尾身茂副座長や日本赤十字社の大塚義治社長、保健所関係者ら各分野の専門家と面会されている。

 感染症をめぐっては、秋篠宮ご夫妻と長女の眞子さま、次女の佳子さまもオンラインを活用したビデオ会議で関係者との面談を続けられている。19日には、ご一家で日本赤十字社の大塚社長らから、感染症への同社の対応状況について説明をお受けに。眞子さまは同日、名誉総裁を務める日本テニス協会の川廷尚弘副会長らともオンラインで面談された。同協会が直面する感染症の影響や、対策について話を聞かれたという。

 陛下は24日、皇居・宮殿で、新任の駐日外国大使が本国から持参した信任状を受け取る国事行為「信任状捧呈(ほうてい)式」に臨まれた。感染症の影響で3月17日を最後に見合わせていたが、感染防止対策を講じて3カ月ぶりに再開した。

 この日は、4月9日に捧呈式を行う予定だったトンガとルワンダの新任大使が宮殿を訪問。通常は大使らの希望により東京駅から皇居まで馬車列を出すが、見物人を集めないように車で送迎した。宮殿に到着した大使らはマスク姿で、消毒液の設置された通路を通って儀式に向かった。宮殿「松の間」で行われた儀式には、陛下もマスクを着用してご臨席。感染防止のため、大使らとの距離を2メートル程度確保し、握手を控えるなどの対策が取られた。

 【皇室ウイークリー】は毎週金曜日、「産経ニュース」に掲載している企画です。ニュース紙面ではあまり触れられない各宮家のご活動や、上皇ご夫妻のご様子を含め、宮内庁担当記者が皇室の1週間を振り返ります。紙面で掲載できなかった写真もご紹介しています。さらに「皇室ウイークリー」だけのために撮影した写真も、アップしています。

 また皇室のご動静は、産経新聞社が取材協力している扶桑社の季刊誌『皇室 Our Imperial Family』でも、詳しくご紹介しています。

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