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生徒は全国募集、しまなみ海道の分校がオンライン説明会

 瀬戸内海の大三島(愛媛県今治市)にある愛媛県立今治北高校大三島分校は6月、新型コロナウイルス感染の影響で実施できない学校説明会を、初めてインターネットのオンラインで開催した。同校はかつて生徒数の減少で廃校の危機に陥り、県外でPR活動を展開して生徒を募ってピンチを乗り越えた経験があり、それ以降、全国から生徒を募っているのだ。

授業でマリンスポーツ

 「大三島はしまなみ海道のほぼ中央にあり、橋の向こうは広島県の生口島(いくちじま)です。島には美しい風景が広がり、ゆったりした時間が流れています」

 オンライン説明会が開かれた6月13日。同校の図書室で生徒会長の同校3年、三川真央さんがパソコン画面に向かい、明るい声で話しかけた。説明会には愛媛県内だけでなく東京や広島の中学3年生や保護者ら15人が参加していた。

 三川さんは、学校近くの大山祇(おおやまづみ)神社で生徒らが参道ガイドをしていること、カヌーやボートといったマリンスポーツや魚をさばいて食べるなどの島ならではの体験授業があること、写真部は全国的な強豪として知られることなど、学校の魅力をアピールした。

オンライン説明会で写真部の活動を紹介する三川さん(左)
オンライン説明会で写真部の活動を紹介する三川さん(左)
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 一方、阿部潤也教諭は学校のキャラクター「みしまくん」のかぶり物をして登場。ユーモラスな格好とは違い、「これからの若者は受け身ではなく、課題に向き合い解決する能力が求められる。大三島分校はリーダーになれる人材を育成している」と語りかけた。

2年連続で生徒数が基準以下

 同校は昭和23年、県立大三島高校としてスタート。全日制の普通科高校として多い時は1学年の募集定員が220人を数えた。

 だが、その後は生徒数が次第に減少。平成17年からは今治北高校の分校となり1学年の募集定員が40人になった。同県では入学者が3年連続して一定数を下回ると翌年から募集停止となる基準がある。大三島分校は29年度が29人、30年度が15人で、基準の31人を2年連続で下回った。

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