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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】「大逆風」の藤浪、それでもコロナ禍のシーズン乗り切るには必要だ

逆風が吹き荒れている阪神の藤浪。だが、異例のシーズンを勝ち抜くには欠かせない戦力だ(撮影・水島啓輔)
逆風が吹き荒れている阪神の藤浪。だが、異例のシーズンを勝ち抜くには欠かせない戦力だ(撮影・水島啓輔)

 新型コロナウイルスに感染し、遅刻で懲罰2軍落ち…それでも、超過酷日程を阪神が乗り切るには藤浪晋太郎投手(26)の右腕が絶対に必要です。コロナ禍で遅れていたシーズンがやっと6月19日の巨人戦(東京D)で開幕。矢野阪神は誰もが経験したことのない過密日程、特別ルールの中で120試合を戦い、2005年以来15年ぶりのリーグ優勝を目指します。開幕の1軍メンバー(29人から31人に拡大)には5月29日に前日の練習開始時間に遅刻し、懲罰2軍落ちした藤浪の名前はありませんでした。プロ8年目のシーズン開幕を2軍で迎えた右腕は、もう矢野構想から外れてしまったのでしょうか。しかし、連戦続きの過密日程を制するために藤浪は絶対必要戦力です。

68年ぶり2人目の超過密日程

 待ちに待ったシーズンが開幕しました。世界に感染が拡大した新型コロナウイルスの影響で3月20日のはずだった開幕は大幅に延期され、やっとのことで6月19日にシーズンイン。6・19という日付は本来であれば交流戦も終え、いよいよペナントレースが佳境を迎える時期ですね。当初の日程であれば、雨天中止がなかったとすれば75試合を消化していて、ここから残り68試合を戦う…という時期になります。なんと、今季はそこから120試合を戦う、という前代未聞のシーズンとなりました。

 開幕前夜、矢野監督はこう話しました。

 「(われわれは)日本一になると決めてグラウンドに出てきている。始まるな、というワクワク感が一番強い。(昨年)1年やってきて積み上げられたこともあるし、チームの成長、手応えを感じる。楽しい野球を見せていきたい」

 昨季の終盤戦で奇跡の6連勝を飾り、逆転3位でクライマックスシリーズ(CS)進出を果たしたときに履いていた赤いパンツを着け、指揮官は誰もが経験したことのない異例のシーズンに臨むのです。

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