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【エンタメよもやま話】回復は3年先 続くコロナ検疫と変わる空の旅

国際線のほとんどが欠航し、閑散とする成田空港の旅客ターミナル=5月2日午後
国際線のほとんどが欠航し、閑散とする成田空港の旅客ターミナル=5月2日午後

 さて、今週ご紹介するのは、久々となる旅行業界に関するお話です。

 政府が4月7日に発令した新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が5月25日、全国的に解除されました。解除後初の週末となった同月30、31の土・日曜日は全国的に人出が増加。マスク姿の人々で賑わいを見せました。

 好きな時に好きな場所で買い物をしたり、旅行や観光が楽しめる日常が一日も早く戻ってくることを願わない人はいないと思うのですが、残念ながら海外旅行に関しては、少なくとも3年後の2023年まで回復しないというショッキングなデータが先頃、欧米で示され、注目を集めているのです。今回の本コラムでは、そのデータなどについて説明いたします。

    ◇   ◇

 今年3月27日付の本コラム「新型コロナで世界の旅行業界5000万人失職 買い物と働き方も激変へ」でご説明したように、新型コロナによって旅行業界が想像以上の被害を受けることが明らかになっていますが、その影響は想像以上に長引きそうです。

 5月14付の豪州の有力ニュース局、セブン・ニュースや米経済専門局CNBC(いずれも電子版)などが報じたところによると、来年、航空機を利用する世界の旅行者は2019年水準の24%減で、昨年10月発表の予想より32%も減少。その結果、航空機を利用する海外旅行客がコロナ以前の水準に回復するのは、2023年以降になるというのです。

 その理由として、これから発生するであろう新型コロナの流行の第2波などで、ロックダウン(都市封鎖)といったさまざまな措置が各国で今年の第3四半期(7~9月)まで続くため、経済活動の再開や海外旅行の制限緩和が遅れるためと説明します。

 これらの報道は、世界の航空会社で組織する業界団体「国際航空運送協会(IATA、本部・カナダのモントリオール)」の予測データが基になっています。

 IATAのアレクサンドル・ド・ジュニアック事務局長兼CEO(最高経営責任者)はCNBCの番組で、新型コロナの感染拡大が始まり、欧米の航空(海外旅行)需要が前年比で90%以上減少したといった現状を説明し、こう訴えました。

 「われわれは今年の第2四半期(4~6月)の終わりまでに、各国の国内市場を再開、および活性化させ、その後、欧州、北米、アジア太平洋といった地域市場と大陸諸国の市場を第3四半期(7~9月)までに、そして秋には大陸間の市場再開を目指したい。夏には、興味深い価格と非常に安全な新型コロナ対策でもって、欧州内の路線が再開されると期待しています」

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