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自粛生活で脚光 ガーデニングに役立つ「箱庭」「緑のカーテン」

 新型コロナウイルスの影響による自粛生活の中で、ガーデニングに目覚める人が増えているという。花を咲かせる喜びや収穫の楽しみがあり、1人でも親子でも楽しめるのが魅力。近年はインターネット通販で草花の種や苗も簡単に手に入るようになった。世界の草花を育てている「咲くやこの花館」(大阪市鶴見区)に、家にいながらにして自然の風景が楽しめる「箱庭」や、狭いベランダに有効なおしゃれな鉢の並べ方、愛らしい「緑のカーテン」など、誰でも挑戦できる簡単なガーデニングのアイデアを聞いた。  (北村博子)

イメージは自然の野山

 ガーデニング初心者に1つ目のお勧めは、木箱の中に日本の山野草や石を配置して自然の野山を表現する「箱庭」だ。

山野草や石を木箱に集めて自然の野山を表現した「箱庭」。写真の一辺のサイズは約50センチ(咲くやこの花館提供)
山野草や石を木箱に集めて自然の野山を表現した「箱庭」。写真の一辺のサイズは約50センチ(咲くやこの花館提供)
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 まずは1センチ以上の厚みがある丈夫な木箱を用意し、底に水抜き用の穴を数カ所あける。網戸用の目の粗い網を敷いた上にポットごと苗を配置し水はけのよい「日向土(ひゅうがつち)」で隙間を埋めれば完成だ。

 久山敦館長は「ポットごと埋めることで育ちすぎを防ぎ、植え替えも楽になるというのがちょっとしたコツ」と話す。「石を飾ると自然の雰囲気がより高まります」

 もし適当な木箱がなければ、自分で作ってもいいという。「プラスチックでもできなくはないのですが、見た目が不自然なんで」。材料はホームセンターなどで調達でき、板を自由にカットしてくれるサービスの利用も便利だ。手作りならサイズも選べる。

 山野草はインターネットやホームセンターなどで購入できる。久山さんのおすすめは原種シクラメンのほか、小型のツツジ類やシャクナゲなど。小型のフウロソウ類も種類が豊富という。

光よ届け

 2つ目に紹介してくれたのは、狭いベランダでも、たくさんの植物をおしゃれに飾る工夫だ。色や形の種類が豊富で、近年注目を集める多肉植物もコレクションしたくなる植物のひとつ。ただ、日当たりと風通しを好むため、狭いベランダなどでは、そういった場所の確保は意外と難しい。

狭いスペースでもたくさんの鉢を並べられ、日当たりも確保できるウエディングケーキ状の飾り棚(咲くやこの花館提供)
狭いスペースでもたくさんの鉢を並べられ、日当たりも確保できるウエディングケーキ状の飾り棚(咲くやこの花館提供)
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 これを解決するのが、“ウエディングケーキ”のような階段状の棚だ。頑丈な台を用意し、その上に鉢を置く幅を保ちながら段々に台を重ねていくという。これならば広い場所がなくてもある程度の数を並べられ、日差しもまんべんなく当たる。台の下は物置きにも有効活用できそうだ。

 多肉植物の栽培は比較的簡単で「水をやりを忘れるくらいがちょうどいい。逆に毎日コツコツと水をやる人は危ない」と久山さん。

 葉が花のように見える「エケベリア」やピンクの花が咲く「マミラリア」、黒い葉が特徴の「クロボウシ」などは手に入りやすく変化もあって、初心者でも楽しめるという。

すずなりの風船

 一方、夏の暑い日差しを和らげるとしてブームを呼んでいるのが「緑のカーテン」。その代表格のゴーヤやパッションフルーツなどのワイルドさとはうらはらに、葉も涼しげできゃしゃではあるが、意外と丈夫で栽培も容易なのが「フウセンカズラ」という。

白い小花と涼しげな葉、愛らしい紙風船のような緑の実もつくフウセンカズラの緑のカーテン(咲くやこの花館提供)
白い小花と涼しげな葉、愛らしい紙風船のような緑の実もつくフウセンカズラの緑のカーテン(咲くやこの花館提供)
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 小さな白花のあとに、直径約3センチの紙風船のような緑色の実が鈴なりにつくのが特徴で、種の模様が「ハートのマーク」であることがいっとき話題となった。

 ホームセンターで種を入手し、ツルを網に誘引し、ときどき修正する以外は自然任せ。ツルが伸びすぎたらカットしても問題ないという。「数に限りはありますが、希望者には種をお譲りしますよ」と久山さん。

 「新しい生活様式」の始まりに、植物との暮らしも取り入れてみてはいかがだろうか。

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