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【原坂一郎の子育て相談】一日中文句を言い続ける娘

小3の娘が、何を言っても言うことを聞かず、文句、言い訳、攻撃言葉ばかりで困っています。年少の弟をいじめるので叱ると、小5の兄と親にはかなわないから、と言います。朝起きると天気の文句、朝食の文句、着替えの文句と延々続き、気が滅入(めい)ります。小さな頃から気難しい子供でしたが、ひどくなる一方です。かわいがって育てたつもりですが、弟ばかりかわいがると言います。宿題はやらず、食事中は立ち歩き、かなりお行儀も悪いのに、学校では問題がないようです。優しく言うと聞かず、叱ると反発。疲れ果ててくじけそうです。

なかなか激しい娘さんのようですね。反抗期にしては早すぎるし、それが性格からくるものならば、学校でも出るはずなので、何か原因があるはずです。

 私の予想ではまず、「弟ばかりかわいがった」こと。本人がそう言うのだから、あなたがそう思わなくてもきっとそうなのです。基本的にあなたの愛情に飢えていて、ずっと心が満たされていなかったのかもしれません。文句を言うときはいつもあなたがそばにいるときではないですか。たまっている不満を形を変えてぶつけているつもりかもしれません。

 一般に反抗期の子供は、その矛先を母親に向けやすいのですが、それは過去、母親だけは何でも受け止めてくれたという信頼感と甘えがあるからです。娘さんも同じで、あなたへの悪態は、信頼しているからこそだと思いますよ。

 一度娘さんに、おそらくたまりにたまっている過去の不満を全て話してもらってはいかがでしょう。「あのときこうしてほしかった…」「いつも弟ばかり…」と、たくさん出てくると思います。それが誤解だとしても言い訳はせず、心から謝ってください。そしてどんなに娘さんを愛しているか、あなたの本心を伝えるのです。

 これまで婉曲(えんきょく)に表現していたあなたへの不満をすべて吐き出し、あなたの本心も知ったなら、娘さんは変わってくるように思います。本当は娘さんもあなたが大好きなのですから。

(こどもコンサルタント)

原坂一郎 23年間の保育士勤務を経て平成16年から、こどもコンサルタントとして研究・執筆・講演を行う。日本笑い学会理事。自他共に認める怪獣博士。

 子育てに関する悩みをお寄せください。原坂一郎先生が回答します。〈メール〉life@sankei.co.jp

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