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空いた観光バスで一人カラオケ 運行会社の無料サービスが大盛況

観光バスの車内設備を使って歌うを一人カラオケ=19日、新潟市南区の新潟第一観光バス(本田賢一撮影)
観光バスの車内設備を使って歌うを一人カラオケ=19日、新潟市南区の新潟第一観光バス(本田賢一撮影)
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 新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出や移動の自粛により、苦境に立たされている観光バス業界。そんな中、新潟市の「新潟第一観光バス」が、キャンセルが出て空いたバスを一人カラオケの場に提供したところ、大盛況となっている。このサービス、1人最大2時間まで利用でき、無料というから驚きだ。(本田賢一)

車両を活用したい

 同社は15台のバスを所有し、スクールバスや学校の行事、企業の社員旅行、冠婚葬祭での送迎などを主な業務にしている。ところが新型コロナ感染拡大の影響を受けて予約のキャンセルが相次ぎ、3月以降、売り上げがほとんどない日が続いている。11人いるドライバーも全員、2月後半から自宅待機が続いている。

 同社常務の小林香織さんは「(苦境の中で)何かしなくてはいけないという思いがあり、いろいろ考えた。売り上げがない状態なので新たな投資をすることはできない。今あるバス車両などを利用し何かできないか考えたとき、思いついたのがバス車内での一人カラオケだった」と明かす。通信カラオケは団体旅行などで使用していた。

 無料でカラオケの場を提供するのはなぜなのか。

一人カラオケ用に利用している観光バス=19日、新潟市南区の新潟第一観光バス(本田賢一撮影)
一人カラオケ用に利用している観光バス=19日、新潟市南区の新潟第一観光バス(本田賢一撮影)
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 「通信カラオケには費用もかかるし、正直、有料にしたい気持ちもある。しかし、新型コロナで厳しいのはバス会社だけではない。世の中のみんなが厳しい中で、有料にするのは難しいと判断した」(小林さん)

 一方で、ささやかな期待もある。「一人カラオケをやったお客さまがバスの良さを感じ、新型コロナの終息後にバスを利用してみようと思っていただければと思う」(同)

一人カラオケ大盛況

 18日から、15台のバスのうち1台を使って一人カラオケのサービスを始めたところ、またたく間に人気を集め予約で埋まった。新潟市南区の同社本社に取材に訪れた日も、入れ代わり立ち代わり利用者が訪れていた。もちろん利用者が入れ替わるタイミングで車内の消毒除菌作業を行う。

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