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コロナ退散願い、和菓子もアマビエ頼みの焼き印

 広島の和菓子店が、疫病退散の御利益があるとされる妖怪「アマビエ」の手焼きまんじゅうを発売した。以前、西日本豪雨で被害を受けた被災者へのメッセージを込めた「がんばろうや福まんじゅう」を売り出したこともある店舗。地元の神社で祈願もしたアマビエまんじゅうに、新型コロナウイルス収束の願いを込めた。

売り上げの一部寄付

 アマビエは江戸時代に肥後国(現在の熊本県)に伝わる妖怪。海中から姿を見せて「疫病がはやったら、私の姿を描いた絵を人々に見せなさい」と村人たちに伝えたとされる。新型コロナの脅威が全国に広がるなか、SNSで「疫病退散のためにアマビエの力を借りよう」などの声があがり、イラストレーターらがこぞってアマビエの絵を発表したことなどから一気に全国へ広がった。

 こうした中、広島市中区の和菓子店「福々庵」では、アマビエをモチーフにした手焼きまんじゅう「アマビエ福まんじゅう」(120円税別)を開発。子供にも受けるようにかわいらしいデザインの焼き印を製作し、同区の住吉神社で祈願した。売り上げの一部は医療現場に寄付する方針だ。

次々に焼かれる「アマビエ福まんじゅう」=広島市中区
次々に焼かれる「アマビエ福まんじゅう」=広島市中区
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カープまんじゅうも影響

 「3~4月にイベントが相次いで中止になったことなども重なって、売り上げは前年の約半減となりました」。福々庵を経営する森本真由美社長(52)はため息をつく。3月はプロ野球開幕シーズンに当たり、いつもなら地元の広島東洋カープのマスコットキャラクター「カープ坊や」の焼き印を押した「カープまんじゅう」を売り出す時期だが、開幕延期で関連イベントもすべて中止となり、販売の機会を失った。

 こんなこともあった。4月、島根県出雲市のスーパーで実演販売する予定があり、重さ約100キロの焼き台と材料を車に載せて現地へ向かっていたが、約1時間前に中止の連絡が入って、そのまま広島へUターンしたという。

西日本豪雨被害から復興のさなか

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