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【原坂一郎の子育て相談】 息子のチック症を治したい

 今年1年生になった息子は、幼稚園のころから発表会など緊張する場面で手や顔をしきりに動かすようになりました。家でも頻繁になり、落ち着きもなくなったので園に相談すると、心配ないと言われました。今、休校でストレスからか、頻繁に口を鳴らしたり、歯をカチカチしたり、変な息づかいもしたりするように。チック症を疑って調べると、あまり注意はしないようにとありましたが、一日中一緒にいるとその音が気になりイライラします。学校が始まると周囲に迷惑になるのでやめさせたいのです。小4の姉は気にならないのか何も言いません。

 チック症について、私は医学的な助言はできませんが、保育士時代に保護者の方から相談されることが多く、勉強をしたことがあります。お子さんの場合、すべてその症状に当てはまるように思われます。

 チック症は、おっしゃるように何らかの緊張感やストレスが原因となっていることが多いようですが、子供の場合、私はそれプラス「抑圧」というものを考えています。本当はしたいけどしない、言いたいけれど言わないなど、保育所でも、本心を隠すタイプ、変に聞き分けのよい子供に見られたからです。

 すぐに文句を言う、怒る、泣く、などができる子供は、感情をため込みませんが、それができない子供は自我が抑圧され、それがチックとなって表れるのでは、と思うのです。お子さんでは心当たりはないですか?

 次男がやはり1年生の頃、鼻を膨らます、頻繁に咳(せき)をするなどのチック症が出ました。夫婦そろって、あなたの娘さんのように気にせず、何も言わないでいると、自然に治まりました。

 やめさせたい気持ちはわかりますが、その理由は「周囲に迷惑だから」ではなく、「本人が苦労しないために」ですよね? 今はお子さんにかける言葉ひとつにも注意が必要です。繊細で優しい子供ほど、ちょっとした言葉から親の心も見抜きます。症状が出ても、努めて気にしないようにし、それが伝わる言葉をかけてくださいね。

(こどもコンサルタント)

原坂一郎 23年間の保育士勤務を経て平成16年から、こどもコンサルタントとして研究・執筆・講演を行う。日本笑い学会理事。自他共に認める怪獣博士。

 子育てに関する悩みをお寄せください。原坂一郎先生が回答します。〈メール〉life@sankei.co.jp

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