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【近ごろ都に流行るもの】「オシャレ布マスク」肌にやさしく個性的 洋服とのコーデも

「kapuwa」の宮本愛子さんは、オリジナルインド綿の洋服とマスクのコーディネートを提案している=東京都品川区(重松明子撮影)
「kapuwa」の宮本愛子さんは、オリジナルインド綿の洋服とマスクのコーディネートを提案している=東京都品川区(重松明子撮影)
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 コロナ後のニューノーマル(新常態)の象徴がマスクだろう。必須のエチケットとなり、個性を楽しむトレンドが発生。航空自衛隊の手ぬぐい製マスクで話題になった河野太郎防衛相の「人それぞれ好きなものを…」との発言も共感を集めた。巷では、肌や目のパーソナルカラーに合わせ、服とのコーディネートを提案する女性デザイナーの活動が注目されている。暑苦しい、顔に跡が付く…といった、サージカルマスクにありがちな不快感も、布ならば工夫次第で軽減でき、合理的だ。(重松明子)

 柔らかい花や草模様、やさしいパステルの色合い…。すべてオリジナルデザインのインド綿のマスクが、アトリエに並んでいる。

 伝統の木版プリント生地による服作りを手掛ける「kapuwa(カプワ)」のデザイナー、宮本愛子さん(36)は、「まさか自分がマスクを作るなんて、コロナの前には思いもしませんでした」と語る。

 「こんな時にファッションに何ができるのか? 『娯楽』なのか、生きるために必要な衣食住の『衣』なのか…」

 自問の中、2つの要素を手作りマスクに込めた。

 神奈川県立鎌倉高時代、文化祭の衣装制作を担当し服飾の魅力に目覚めた。文化服装学院卒業後の24歳、素材探しに渡ったインド北部のジャイプール近郊の村で、木彫り版画によるブロックプリントに出合う。

 「丁寧に誇りを持って、数百年も受け継がれてきた布に魅了された」

 土の香りがするインド綿に、現代日本女性のデザインを吹き込んだブランド、kapuwaが誕生。平成25年、Tokyo新人デザイナーファッション大賞プロ部門に入賞した。

 日本とインドを往復して現地の職人たちと布から作り上げる、流行に左右されない独特の世界観が女性の支持を広げている。この木版染めは天日干しで色を定着させており、耐光性を持ち、洗っても色落ちしにくい。

 「洗濯するほどに柔らかくなり、肌になじんでゆく。マスクに合う生地でよかった」

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