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【安倍政権考】首相と菅氏にすきま風? ポスト安倍めぐる政局の引き金にも

 コロナの感染拡大は、菅氏を取り巻く環境も変えた。菅氏が主導し、右肩上がりに成長してきた観光は、コロナの世界的流行で大打撃を受け、コロナ収束後も誘客活動の本格化には時間がかかる見通しだ。

 菅氏は沖縄基地負担軽減担当相も兼ねるが、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設は軟弱地盤の改良工事が新たに加わり、コロナの影響で工事さえもままならない。普天間の返還が予定より大幅にずれ込むことは確実で、「逆風」が続けば、菅氏の影響力がそがれる可能性がある。

◇  ◇  ◇

 菅氏と首相周辺との距離が広がる一因に、首相が「ポスト安倍」として本命視する岸田氏の存在がある。菅氏は岸田氏について「何をやりたいのかわからない」と批判し、「権力は自ら取りに行くものだ」とも語っている。実際、岸田氏は首相が宿願とする憲法改正議論で党内を取りまとめた印象は薄い。コロナの経済対策をめぐっても、全国民への現金10万円の一律給付を土壇場で公明党に押し切られ、政策責任者としての能力に疑問符がついた。

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