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親子で新型コロナに感染、息子はネットで中傷の標的に…父親が語った恐怖

ツイッター上では男性の長男に関して、事実無根の内容も投稿されていた=ツイッターから
ツイッター上では男性の長男に関して、事実無根の内容も投稿されていた=ツイッターから
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事実無根の投稿

 しかし、男性が退院した後も苦悩は続いた。男性の濃厚接触者として、熱の下がっていた長男が10日にPCR検査を受け、11日に陽性と判明し入院したのだ。

 長男は同日受けた、大学の部活動の顧問からの聞き取り調査に「(東京から仙台に戻ってから)どこにも行っていない」との旨を伝えてしまった。その後、長男は7日にアルバイトに行っていたことを仙台大に伝え忘れていたことに気づき、12日に顧問から連絡があったときに報告。ただ、その時点ではすでに、同大はホームページ(HP)で長男の行動について「東京から帰ってから一貫して自宅で待機していた」と公表していた。

 長男の報告を受け、同大は15日にHPで発表を訂正。複数のメディアが報道すると、ツイッターなどでは長男に対する誹謗中傷のコメントであふれた。「コロナ隠してバイトしまくって広げた」「テロと同じだ」…。中には「陽性反応が出てからバイトに行った」などと事実無根の投稿まであった。

 男性は、長男が大学の当初の聞き取り調査にアルバイトの話を伝え忘れたことについて「世間を騒がせている新型コロナに私がかかり、自分もかかっていたことに動転していたのだろう」と長男を思いやった。同大は今月8日、「当初の事実関係の確認方法について十分でなかった」としてHPで謝罪。男性は「完全に納得はできないが、少しは前進したと評価したい」と語った。

 長男は、現在も入院し治療を受けている。男性は「ネット上では『名前と顔を公表しろ』といった投稿もあった。(長男は)『(退院しても)学校へ行けない』と落ち込んでいる。不正確な情報に基づいた悪口や中傷は絶対にやめてほしい」と訴えた。

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