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【花田紀凱の週刊誌ウオッチング】〈770〉コロナ禍と都知事選

新型コロナウイルス感染症への対策について会見する小池百合子都知事=5日午後、東京都新宿区(宮崎瑞穂撮影)
新型コロナウイルス感染症への対策について会見する小池百合子都知事=5日午後、東京都新宿区(宮崎瑞穂撮影)

 ゴールデンウイーク合併号の続き。

 『週刊朝日』(5・8-15合併号)のワイド特集で都民ファーストの会の初期メンバー3人のうちの一人(その後離党)、上田令子都議が小池百合子都知事に苦言。

 〈「テレビCM、YouTube動画、都バスや地下鉄の広告などあらゆる場所で小池さんの名前と顔が目に入りました。7月5日投開票の都知事選間近だというのに、まるで公費を使った選挙運動」〉

 テレビCMに限っても、

 〈小池氏が登場する15秒のCMは5種類あり、民放6局で4月9日から15日までの1週間で約600本放映された〉

 コロナウイルスに乗じ、石原慎太郎元都知事が財政改革でためたカネをジャブジャブ使って自らの選挙運動をやっているわけだ。

 同じ『週刊朝日』の連載コラム「田原総一朗のギロン堂」で田原さん、読者が安倍叩(たた)きに関心を示さない、と嘆いている。

 〈国民は、というより世界中の人たちが恐怖の中で、どうすれば身を守れるのか、と全身全霊で闘っている。そうした人々にとって、もちろん私も含めてだが、今現在の安倍首相叩きの氾濫(はんらん)は、いささか無神経に思えるのではないだろうか〉

 田原さん、遅過ぎます!

 『週刊現代』(5/2・9GW特大スペシャル合併号)のトップは「新型コロナウイルス禍 なぜ日本の死者数はこんなに少ないのか」。まさに〈いま本当に知りたいこと〉に違いない。

 (1)クラスター対策が成功したから(5)BCGの予防接種を受けているから(8)日本人の生活習慣-など9つの仮説を検証しているのだが、意外だったのは(9)日本語の特性。

 〈「日本語はほとんど口を動かさずに話せる言語」(京都府立医科大学特任教授の藤田佳信氏)〉だから〈欧米諸国の人が使う言語より唾が飛びにくい〉。

 結局、なぜ死者が少ないのかはわからなかった。

 それにしても外出自粛下で、各誌、取材の大変さが思いやられる。

(月刊『Hanada』編集長)

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