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【自宅で挑戦ふるさとの味】神奈川「へらへら団子」 お茶うけとしても最適

意外とコシが強く、歯応えが感じられる「へらへら団子」(JAよこすか葉山提供)
意外とコシが強く、歯応えが感じられる「へらへら団子」(JAよこすか葉山提供)

 「へらへら団子」というユニークな名前は、「へらのような形をしているため」「団子を押しつぶして平たくした形だから」「漁業の道具に由来した」など諸説あるという。三浦半島の西部に位置する神奈川県横須賀市佐島地区の伝統料理だ。

 調理法はいたってシンプル。水を加えた薄力粉を練って手でちぎり、ゆで上げたものに、あんを絡めれば出来上がり。白玉粉を加えて食感を変えたり、あんではなく、砂糖じょうゆで「みたらし味」にしたりするなど、家庭によってさまざまなアレンジがみられるという。

 真っ白な団子にこしあんが絡み合う素朴な見た目が、甘いもの好きの食欲をそそる。団子はやわらかそうに見えるが、意外とコシが強く、しっかりとした歯応えが感じられる。なめらかな舌触りが心地よく、次々と口に運んでしまう。お茶うけとしても最適で、子供からお年寄りまで親しまれている。

 佐島地区は海に面し、半農半漁の地域だ。「へらへら団子」の歴史は古く、江戸時代から食べられてきたという。毎年7月に行われる「佐島の船祭り」では、豊漁と無病息災を祈願し、市指定重要無形民俗文化財の「佐島御船歌」や、特産のマダイとともに奉納されている。

 祭りの際には、各家庭でも作られ、親族らで食べたり、みこしの担ぎ手にふるまったりするなどされている。また、農林水産省は「郷土料理百選」に選出している。

 JAよこすか葉山の広報担当者は「作り手が年々減少し、地域で引き継がれてきた伝統が消えつつある」と話し、「レシピをもとに、たくさんの人に作っていただき、地域のことも知ってもらえたらうれしいです」と話している。(外崎晃彦)

 家にいざるを得ない毎日が続く中、せめて観光気分が味わえるよう、各地のグルメをレシピつきで4月29日から5月10日まで毎日1品ずつ紹介します。ぜひ挑戦してみてください。

材料(4人分)

薄力粉250グラム

こしあん250グラム

水150ミリリットル

作り方

〔1〕薄力粉に水を加えて、耳たぶくらいのやわらかさになるまでこね、30分程度寝かせる。

〔2〕鍋にたっぷりのお湯を入れ、〔1〕を手のひらか指先で平たく延ばしながら、5センチ大程度の大きさにして入れる。

〔3〕全ての生地が入ったら、差し水をする。再度沸騰したら火を止めて、そのまま2~3分置く。

〔4〕〔3〕をサッと水にさらしてぬめりを取り、水気を切って、こしあんをよく絡ませる。

(JAよこすか葉山女性部大楠支部佐島地区)

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