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【プロが指南 就活の極意】就職氷河期の再来か 「自分だけは大丈夫」はやめよう

オンライン形式で行われた産学協議会の会合であいさつする経団連の中西宏明会長(右端)=東京都千代田区(代表撮影)
オンライン形式で行われた産学協議会の会合であいさつする経団連の中西宏明会長(右端)=東京都千代田区(代表撮影)

 新型コロナウイルスの感染拡大によって、就職氷河期が再来する可能性が出てきています。厚生労働省が発表した3月の有効求人倍率は1.39倍。3年半ぶりに1.4倍を割りました。併せて、厚労省は雇用情勢判断に「求人が減少」という表現を使い、ITバブル崩壊後の平成13年9月以来、約18年半ぶりに3カ月連続で下方修正しました。

 就職情報各社が調査した採用広報解禁から1カ月の内定率は、28年以降で最高を記録しています。この時点で全体の2割の学生が内定を獲得したことを意味しますが、例年より多く3月に内定者が出ることは事前に予想されていました。なぜなら、昨年夏のインターンシップを足掛かりとして早期選考の動きがあったからです。しかし、新型コロナの影響で、学生から圧倒的な人気を誇るANAや大量採用していたメガバンクなどの採用抑制の報道が4月になって増えています。米中の貿易摩擦や消費税率10%への引き上げの影響で景気の先行きに不透明感が強まっていたことも重なり、世界的に景気が急減速していることから、今後の見通しは非常に厳しいと予想され、就職氷河期の再来が懸念されます。

 そもそも就職氷河期という言葉は、雑誌「就職ジャーナル」から生み出された造語で、6年に日本新語・流行語大賞で審査員特選造語賞を受賞するほど、学生の就職活動を象徴している言葉でした。

 以来、長くに渡り使用されている言葉ですが、特に就職氷河期として扱われる時代は2回に分けることができます。1回目は、バブル崩壊以降の3年から17年。2回目が世界金融危機以降の21年から27年になります。

 最新の大卒の求人倍率は1.89倍ですが、令和3年3月卒業の求人倍率は1.6倍を下回るかもしれません。ひどいと1.5倍を下回ることもあるかもしれません。既に内定を獲得している学生は最悪なケースに陥ることはありませんが、そうでない学生は考え方や行動を変えていく必要があります。

 学生の心理面に大きな影響を及ぼすのは「持ち駒」となる企業の数です。売り手市場に伴い、学生の企業へのエントリー数は減少傾向にありますが、「内定ゼロ」という状況を回避するためにも、今から増やせる企業は増やすことをお薦めします。8年前は60万人の就活生のうち、10万人が就職留年をしました。さすがにここまでは増えないかもしれませんが、「自分は大丈夫」と軽く考えるのは控えてください。(「内定塾」講師 齋藤弘透)

 ここ十数年で新卒の就職活動も大きく変化してきました。今年は特に変化の年になります!新卒の就職活動は、世の経済状況や世相を反映しやすく、年によって状況が異なります。東京、名古屋、大阪の主要都市を中心に全国12校舎を持つ、就活塾・予備校最大手の「内定塾」講師が、就活事情の最前線をご紹介します。

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