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閉めたら復活困難、ミニシアター支援拡大「映画人に必要」

 ミニシアターの関係者らは有料ネット配信などで観客をつなぎ留めようとしているが、ジリ貧状態が続いている。

「映画の多様性守れ」

 こうした事態に、映画監督や俳優らが中心になって「#Save The Cinema『ミニシアターを救え!』プロジェクト」を結成。約3万6千人の署名を集め、政府に対し、ミニシアターに対する損失補填(ほてん)や新型コロナ禍の収束後の支援などを求めた。

 一方で、クラウドファンディングを活用した「ミニシアター・エイド基金」を設立。1億円の目標金額に対し、すでに2億円超の支援が集まっている。基金に寄せられた支援金は、参加した全国約50館のミニシアターに分配するなどとしている。

 発起人の一人で、広島市出身の諏訪敦彦(のぶひろ)監督(59)は「ミニシアターは娯楽施設と取られがちだが、地域の文化的価値を支えており公共性が高い」と訴える。

 全国的にミニシアターの経営状態はギリギリの状態で、諏訪監督は、今回の新型コロナ禍で経営悪化に拍車がかかることを懸念し、「倒産に追い込まれたら、復活はかなり厳しい」と指摘する。諏訪監督も若手監督時代、ミニシアターでの上映で経験を積んできたといい、「ミニシアターが一つでもなくなることは、地域文化がなくなることを意味する。このままでは商業映画しか生き残れず、映画の多様性が失われてしまう」と危機感を募らせている。

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