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【福島第1原発は今】(上)原子炉に響くアラーム “実物大の研究施設”5号機

5号機の原子炉格納容器の下部から見上げて撮った1枚=東京電力福島第1原発(芹沢伸生撮影)
5号機の原子炉格納容器の下部から見上げて撮った1枚=東京電力福島第1原発(芹沢伸生撮影)
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 原子炉格納容器に入るルートをどう確保するか、内部の状況をどう把握するか、遠隔操作する装置の大きさや耐放射線性能の設計をどうするか-など、廃炉に向けやるべきことは山ほどある。5号機はさまざまな研究や開発に欠かせない「実物大の研究施設」になっている。

 1、2号機は原子炉格納容器の下部に溶け落ちた燃料があると推測され、いずれも堆積物があることを確認している。3号機は燃料デブリを含むと思われる堆積物があり、1枚目の写真と同じ場所、原子炉格納容器の真下が水浸しになっていることも分かっている。

 多くの機器が複雑に配置された狭い空間で、遠隔操作する装置を燃料デブリに到達させるだけでもどれだけ大変か、容易に想像がついた。

 未曽有の大事故からの廃炉作業が進む東京電力福島第一原発。試行錯誤が続く現場を昨年12月から今年4月にかけて取材した。(芹沢伸生)

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