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コロナ禍も町民57人と犬1匹のスマイルで元気発信

町民の笑顔が表紙を飾った「町報こうふ4月号」を手にする広報担当の梅林徹さん=鳥取県江府町
町民の笑顔が表紙を飾った「町報こうふ4月号」を手にする広報担当の梅林徹さん=鳥取県江府町
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 日本で一番人口の少ない鳥取県。その中でも一番人口が少ない江府(こうふ)町の広報誌「町報こうふ」の4月号の表紙を飾ったのは、57人の住民と犬1匹の笑顔。新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛や休校で閉(へい)塞(そく)感が漂う町を元気にしようという「スマイルプロジェクト」だ。

「小さいから、みんなで共有」

 江府町は、中国地方の最高峰・大山(だいせん)のふもとにあり、のどかな田園風景が広がる。過疎化が進み、人口は約2800人と鳥取県の19市町村で最少だ。

 この町の広報誌を担当するのは、町総務課主任の梅林徹さん(35)。2年前に広報担当となり、企画から取材、写真撮影まで一人で担当。4月号からはレイアウトも手掛けている。

 「人口が鳥取県で一番少ないので町民がまとまりやすい。小さなイベントをみんなで共有できるのもこの町の魅力」と語る梅林さん。だが、そんな町にも新型コロナの影響が影を落とす。

 町内で感染者は確認されていないが、飲食店は休業し、町立の小中学校が臨時休校に。民家や事業所にひな人形を飾る春の風物詩「奥大山ひなまつりコレクション」も中止された。

 こうした中、町民を少しでも元気づけようと梅林さんが企画したのが、スマイルプロジェクトだった。

次号も「笑顔」掲載

 広報誌4月号で、町民の笑顔の写真を掲載することを発案。ホームページや防災行政無線で呼び掛けたところ、レストランの従業員や会社員、園児の保護者などから写真が集まった。

 梅林さんが出向いて撮影することもあったが、ちょっとしたハプニングも。町立子供の国保育園の場合、学習成果を発表する「プロジェクト発表会」が行われる直前に撮影しようとしたが、子供たちは緊張していたのか表情が硬かった。そのため、発表会が終わるのを待ち、引き続いて卒園式が始まるまでの約10分間に改めて撮影に挑戦。「発表が終わった後のほっとした表情を狙った」(梅林さん)というように、無事笑顔を撮影できたという。

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