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【自宅で挑戦ふるさとの味】山梨「ほうとう」 免疫力アップの鍋料理

山梨を代表する鍋料理ほうとう(甲府市提供)
山梨を代表する鍋料理ほうとう(甲府市提供)

 「うまいもんだよ、カボチャのほうとう」。おいしいという意味と首尾よく運んだ結果を掛けて、甲州人が「やったね」という場面で使うせりふだ。

 小麦粉を練った、うどんより薄くて幅広い麺とカボチャなど季節の野菜をみそで煮込んだ、山梨を代表する郷土料理。うどんと違うのは食塩を全く加えないことだ。コシが少ないので、でんぷんが溶け出てとろみが付き、独特の風味を生み出す。

 名前の由来は平安時代の末に中国の禅僧が伝えた食べ物「●(=食へんに博のつくり)●(=食へんに託のつくり)(はくたく)」という説が一般的。武田信玄が自分の刀で食材を切ったから「宝刀」が由来だというのは、あくまで伝説だ。

 作家の太宰治は自殺未遂や薬物中毒、心中未遂などで退廃した後、山梨県河口村(現・富士河口湖町)の御坂(みさか)峠にある食事処「天下茶屋」に滞在した。

 その際、「ほうとうをどうぞ」と出されて、「放蕩(ほうとう)で悪かったな」と機嫌を悪くしたというエピソードがあるが、ちょっと出来過ぎている気がする。

 山梨県内の製麺業者や飲食関連業者61社でつくる「たべるじゃん∥ほうとう推進協議会」は平成29年、4(フォー)と10(とう)の語呂合わせで、4月10日を「ほうとうの日」に制定してPR行事を行ってきた。

 しかし今年は新型コロナウイルスの感染拡大で中止。ほうとう料理店も営業自粛や時間短縮を行っている所がある。

 「ほうとうは昔から風邪予防にいいといわれてきました。カボチャに含まれるβカロテンが免疫力を高めるからだとされています」と話す協議会事務局の鈴木敦さん。「ぜひ作ってみてほしい。そして、事態が収束したら山梨に来て本場で味わってください」と呼びかけている。(渡辺浩)

 家にいざるを得ない毎日が続く中、せめて観光気分が味わえるよう、各地のグルメをレシピつきで4月29日から5月10日まで毎日1品ずつ紹介します。ぜひ挑戦してみてください。

材料(4人分)

うどん粉400グラム

好みの野菜(カボチャ、ネギ、ニンジン、キノコ類など)

みそ50グラム

だし汁1・5リットル

作り方

〔1〕ボウルに粉と水180ミリリットルを入れ、手でよく混ぜる。耳たぶくらいの柔らかさを目安に、水が足りない場合は加え、体重をかけて、ひたすらこねる。

〔2〕ボウルから出し、10~15分こねる。

〔3〕ポリ袋に入れて空気を抜き、30分(冬は1時間)寝かせる。

〔4〕袋から出し、両手で少しずつ回しながら何度か裏返し、30センチぐらいになるまで広げる。

〔5〕打ち粉をして、中央から奥の方へ厚さが5ミリになるように、のし棒でのす。

〔6〕多めに打ち粉をして、半分に折って打ち粉、さらに折って打ち粉をし、半分に切る。

〔7〕8ミリほどの幅に切り、麺がくっつかないように打ち粉をしておく。

〔8〕野菜を食べやすい大きさに切り、鍋で煮る。

〔9〕火が通り始めたら、麺をほぐしながら入れ、10分ほど煮る。麺が透き通ってきたら、みそを入れ、味を整えて出来上がり。(甲府市ホームページから)

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