PR

ニュース プレミアム

リバプール、優勝目前で中断 シーズン打ち切り時の扱いで論争 英サッカープレミアリーグ

シーズン成立をめぐる議論で揺れるプレミアリーグ。優勝を目前にするリバプールのクロップ監督も胸中は複雑だ(ロイター=共同)
シーズン成立をめぐる議論で揺れるプレミアリーグ。優勝を目前にするリバプールのクロップ監督も胸中は複雑だ(ロイター=共同)

 サッカーのイングランド・プレミアリーグ(PL)で覇権奪回を目前にしていたリバプールが、新型コロナウイルスの感染拡大によるリーグ戦中断によって悩ましい状況に陥っている。2位以下に大差をつけて終盤戦に突入しながら再開の見通しは不透明。シーズンが打ち切られた場合の成績についてはさまざまな意見が飛び交っており、名門は落ち着かない日々を送っている。

 リバプールはPLの前身となるフットボールリーグ1部制覇18度を誇るが、最後の優勝は1989~90年シーズンで、PLが始まった92~93年シーズン以降の優勝はない。今季は全クラブの残りが10試合以下となって、21勝1分け1敗という圧倒的な強さで、2位以下に勝ち点25の大差をつけて首位。優勝をほぼ手中にしながら、3月にリーグ戦が中断されてしまった。

 リバプールのクロップ監督は、クラブの公式ホームページで「サッカーより社会の利益の方が重要」と中断を全面的に支持するコメントを掲載した。本音に違いないだろうが、日を追って打ち切りが現実味を増す中、複雑な思いを抱いているのも事実だろう。

 PLが打ち切られた場合の優勝クラブをめぐる議論は熱い。英放送局は欧州サッカー連盟(UEFA)のチェフェリン会長が「シーズンが続けば、リバプールが確実にリーグを制するだろう。もしシーズンが打ち切られたとしても、シーズンを無効にする選択肢は考えられない」と独走するリバプール優勝を支持したと報じた。

 一方、元イングランド代表主将のアラン・シアラー氏は英紙で、「もしシーズンを完了できないのであれば、勝者も敗者も決めることはできない。仮にどのチームもリバプールに追いつけそうになくても、リバプールにタイトルを手渡すのが公平ではないのは明らかだ」との主張を展開している。どちらの見解も説得力があるだけに、いずれの結果になっても物議を醸しそうだ。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ