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【大相撲徳俵】豊ノ島と琴奨菊のライバル物語 「もう一度戦いたかった」

平成28年初場所で琴奨菊を破った豊ノ島(右)=両国国技館
平成28年初場所で琴奨菊を破った豊ノ島(右)=両国国技館

 大相撲元関脇の豊ノ島(36)=高知県出身、時津風部屋=が現役を引退し、井筒親方として第2の相撲人生をスタートさせた。身長168センチの小兵ながら三賞10度の実力者で、軽妙なトークでも人気を博した。引退に際し、報道陣の代表取材に応じた豊ノ島は、「悔いはない」と言いつつも、「本当にないかといわれたら…キク(琴奨菊)ともう一度戦いたかった」と心残りを挙げた。

 2人は同じ昭和58年度生まれ。「わんぱく相撲」の小学生時代からの戦友で、琴奨菊は「お互いが意識していた」と当時からライバル心があったことを明かす。福岡県出身の琴奨菊は中学から高知県に相撲留学。学校こそ違うが同じ県内で汗を流し、高校時代の平成13年にはともに高知県代表として、国体少年の部で団体優勝を飾っている。

 その後、豊ノ島は時津風部屋に、琴奨菊は佐渡ケ嶽部屋に入門。初土俵も同じ14年初場所の同期生だ。豊ノ島が序ノ口優勝、序二段優勝を果たすなど先に番付を上げた。両者の対抗意識は強く、琴奨菊は「番付で東西の差だけでも悔しかった。悔しい気持ちで自分も豊ノ島も頑張ってきた」と振り返る。

 豊ノ島が忘れられない相撲の一つに挙げたのも琴奨菊戦だった。平成28年初場所で初日から12連勝していた当時大関の琴奨菊と13日目に対戦し、とったりで勝利。琴奨菊がこの場所で敗れたのはこの一番だけだった。14勝1敗で優勝した琴奨菊に唯一土を付けた豊ノ島は殊勲賞を獲得した。

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