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高齢化率48%の村、救世主はメダカ 飼育で健康維持

デイサービス事業所に置かれたメダカの水槽。通所する高齢者たちもリハビリの一環としてメダカの世話を手伝う=奈良県天川村(山端さん提供)
デイサービス事業所に置かれたメダカの水槽。通所する高齢者たちもリハビリの一環としてメダカの世話を手伝う=奈良県天川村(山端さん提供)
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 少子高齢化と人口減少が急速に進む奈良県の東部・南部地域、通称「奥大和エリア」で、地域に暮らしながら住民の健康づくりをサポートするコミュニティーナースが奮闘している。このうち、一般社団法人「てとわ」(同県天川村)の代表理事を務める山端聡さん(41)は、高齢者にメダカを飼育してもらい、健康増進につなげるユニークな取り組みを実践している。(木村郁子)

 天川村は、65歳以上の高齢者が48・0%(平成30年時点)を占め、全国平均の28・4%(昨年9月、総務省調べ)を大きく上回る。さらに低所得世帯も約5割と多く、費用負担が重くのしかかり、介護サービスを受けられない人も多い。

 山端さんが提唱する「天川、メダカ友達プロジェクト」では、そうした高齢者にメダカの世話を通じて日常的に体を動かしてもらうのが狙い。「エサやりや産卵の世話などをカウントし、リハビリのプログラムの一環にしてもらっています」。世話を続けているうちに愛着がわき、運動を継続する一助になるという。

 水槽は介護サービス事業所に置いてあり、春の産卵期にはシダ植物のヒカゲノカズラを束ね、産卵藻にする。日常的にメダカを見ることで癒やしにもなり、将来的には収入を得られるような仕組みづくりも視野に入れる。

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