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日本進出に影響必至、世界のIR各社が新型コロナで打撃

米MGMリゾーツ・インターナショナルがラスベガスで運営する主力IR施設「ベラージオ」。現在は臨時閉鎖されている(同社提供)
米MGMリゾーツ・インターナショナルがラスベガスで運営する主力IR施設「ベラージオ」。現在は臨時閉鎖されている(同社提供)
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 新型コロナウイルスの世界的な感染拡大が、各国の統合型リゾート施設(IR)運営事業者に打撃を与えている。米国やシンガポールでは施設閉鎖が相次ぎ、マカオも中国本土からの入境制限などで施設の稼働率が低迷している。収入が激減するなか、巨大施設を維持するための費用だけがかかる状態は事業者の財務状況に深刻な影響を与えかねず、日本進出を狙う各社の戦略にも影響を及ぼしかねない。(黒川信雄)

「経験のない事態」

 「われわれはいま、経験したことがない厳しい事態に直面しています。大切なのは、皆さまとご家族の健康と安全を守ることだということを理解していただきたい」

 米MGMリゾーツ・インターナショナルのビル・ホーンバックル最高経営責任者(CEO)代行は、顧客に向けたビデオレターで米国内の施設閉鎖に踏み切った理由をこう説明した。

 米国では3月以降、ニューヨーク州などを中心に新型コロナの感染拡大が急速に進展し、死者数も急増。トランプ大統領は3月13日に「国家非常事態」を宣言した。MGMは米国を主要市場としているが、同16日までに米国内のすべての施設を臨時閉鎖。ラスベガス・サンズやウィン・リゾーツなど、他の米国のIR事業者も相次ぎ施設を閉鎖した。

域外から訪問者なし

 同様の事態はアジアでも広がる。シンガポールのIR事業者、ゲンティン・シンガポールは4月6日、同国内で運営する「リゾート・ワールド・セントーサ」のカジノ施設や水族館、テーマパークのユニバーサル・スタジオなどを臨時閉鎖すると発表した。IR閉鎖の動きはマレーシアやフィリピンでも進む。

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