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補償より、まず命を優先 「給与1円」の長崎幸太郎・山梨知事インタビュー

産経新聞の単独インタビューに応じる山梨県の長崎幸太郎知事=県庁(渡辺浩撮影)
産経新聞の単独インタビューに応じる山梨県の長崎幸太郎知事=県庁(渡辺浩撮影)

 山梨県の長崎幸太郎知事は産経新聞の単独インタビューに応じ、新型コロナウイルス緊急事態宣言を受けた休業要請に協力した店舗などに金銭的支援を行わないことについて「財源に限りがある以上、補償より県民の命を最優先する。補償できなければ休業要請を出すなという風潮を強く危惧する」と強調。医療体制の確保と充実に全力を挙げる考えを示した。一問一答は次の通り。(渡辺浩)

 --5月分の給与を1円とし、論議を呼んでいる  「県民は外出自粛など忍従の日々が続いている。知事である私の務めは、まずは先頭に立ち、陣頭指揮をとることだ。我慢の先頭に立つ。その覚悟としての『1円給与』だ」

 --県がお金による支援をしないことに県民から批判が出ている

 「メディアには『カネがないなら休業要請するな』と言わんばかりの論調があるが、格差を助長させかねない。無責任にばらまいて瞬間風速で支持率が上がることに満足する『政治屋』ならばそれでいいかもしれない。次の瞬間、さらにその先の県政に責任を持つ立場としては、常に『最悪を見据えた最善』を考えなければならない。一部の世論に流されれば、財源がないから休業要請しないという発想につながる。今回はとにかく県民の命を守る」

 --具体的な数字を教えてほしい

 「緊急経済対策として国が地方自治体に配る1兆円の臨時交付金のうち、山梨県に25億~30億円程度が配分されるのではないかと想定しているが、それは感染拡大防止と医療提供体制の強化に充てる。山梨県が休業要請した事業者は約5千で、東京都と同じ50万円の協力金を出すとすれば25億円。ほぼ同じ額を何に使うか問われれば、私は医療を選ぶ。命がなければ経済も成り立たない」

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