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【花田紀凱の週刊誌ウオッチング】〈768〉中国のWHO支配は世界の無関心が招いた

記者会見する中国外務省の耿爽副報道局長=23日午後、北京(共同)
記者会見する中国外務省の耿爽副報道局長=23日午後、北京(共同)

 今週も『ニューズウィーク日本版』(4・28)が他誌を圧倒している。

 大特集「日本に迫る医療崩壊」は國井修氏(グローバルファンド〔世界エイズ・結核・マラリア対策基金〕戦略投資効果局長)のスペシャルリポート7ページをはじめ、「市場原理が生んだ人工呼吸器の欠乏」「切り札ECMOの過酷な現実」「『命の選別』を強いられるアメリカの苦悩」など今、読者がいちばん知りたいことに応えてくれる充実の内容だ。

 他にも世界的エコノミスト9人が語る「ポスト・コロナの世界経済はこうなる」「無関心が招いた中国のWHO支配」など、同誌本文64ページのうち30ページ以上をコロナ問題にあてている。

 サインペンで赤線を引きながら読んでいたら、赤線だらけになってしまった。

 『週刊新潮』(4月30日号)では石高健次さん(ジャーナリスト)の「クルーズ船112人治療で『院内感染』ゼロ! 『自衛隊中央病院』はなぜ奇跡を起こせたのか」に注目。

 クルーズ船の〈乗客は70代が中心〉〈その半分近く(48%)に基礎疾患があった〉。

 それで「院内感染ゼロ」はまさに〈世界レベルでの“奇跡”〉だ。

 同病院感染対処隊診療部新型コロナウイルス感染症対応チームのリーダー、田村格(かく)・1等海佐が語る症状悪化の察知、重症化を避けるためのポイント。

 〈「無症状・軽症の感染者も、CT検査にかけるようにしていました。その際、異常が認められるものが約半数に上ったが、それらの多くは、単純なレントゲンでは指摘されないようなケースが多かった」〉

 〈「高齢者ではSpO2(血中酸素飽和濃度)の低下、若年層では頻呼吸、すなわち呼吸数が増えること」〉

 医療従事者の参考になろう。

 『週刊文春』(4月30日号)は相も変わらず「安倍晋三首相 妻も政府も制御不能!」と安倍たたき。しかも内容は今回もほとんどが匿名コメントの政界ゴシップレベル。今はそんなことをあげつらっている場合ではなかろう。

  (月刊『Hanada』編集長)

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