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高級ホテルもテークアウトに活路 「自宅で食べられない味」で

肉料理やサラダ、スイーツなどがセットになったインターコンチネンタルホテル大阪のテークアウトメニュー。自宅で本格的なコース料理が楽しめる(同ホテル提供)
肉料理やサラダ、スイーツなどがセットになったインターコンチネンタルホテル大阪のテークアウトメニュー。自宅で本格的なコース料理が楽しめる(同ホテル提供)
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 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う政府の外出自粛要請を受け、自宅やオフィスで気軽に楽しめるテークアウト食の販売に活路を見出す高級ホテルやレストランが増えている。接待や祝席で多く使われる高級ホテルやレストランだが、テレワーク(在宅勤務)の増加や宴会の中止・延期などによる打撃は深刻だ。こうした中、各社は「自宅で食べられない味」をアピール。感染終息後の集客にもつなげたい考えだ。(田村慶子)

本格コース料理「出前」も

 大阪の繁華街・梅田地区にある高級ホテル「ザ・リッツ・カールトン大阪」(大阪市北区)は4月13日から、館内のイタリア料理店「スプレンディード」でテークアウトを始めた。新型コロナ対策で宿泊以外の外来客の店内飲食を中止したため、「近隣住民やテレワークができない方に使ってもらいたい」(担当者)と企画。持ち帰り用に1品1500~3千円で前菜やパスタ、メーン料理など約20種類をそろえた。

 同ホテルのレストランやバーは、宿泊客に食事を用意するスプレンディードを除いて4月9日からすべて休業している。ホテル周辺も休業する飲食店が多い中、一部の企業や医療機関のスタッフらが食事の場所に困る状況もあり、公式サイトやSNS(会員制交流サイト)を通じて利用が増えているという。

 同じ梅田地区にある「インターコンチネンタルホテル大阪」(同区)もテークアウト食の販売を5月末までの期間限定で始めた。チーズやサラダ、メーン料理、焼き菓子、パンなどのセットで3千円から。ゴールデンウィークを控える中、「旅行が難しい分、家庭で少しぜいたくな食事はいかが」と単品料理やシャンパンまでそろえている。

 同ホテルはJR大阪駅北側の大型複合施設「グランフロント大阪」内にあるという地の利を生かし、テークアウト用のメニューを同施設に入居する企業や隣接するマンションに配達する出前も始めた。同ホテルでこうしたサービスを実施するのは初めてで、担当者は「ホテルを利用する機会の創出につながり、販売期間の延長やサービスの拡大も積極的に考えたい」としている。

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