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苦境の地方鉄道、オンライン会議の背景画像に活路

ウェブ会議用に作った背景「ぶっかけうどんかいぎ」(高松琴平電気鉄道提供)
ウェブ会議用に作った背景「ぶっかけうどんかいぎ」(高松琴平電気鉄道提供)
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 新型コロナウイルスの感染拡大でテレワーク(在宅勤務)を導入する企業が急速に増える中、高松琴平電気鉄道(高松市)は、キャラクターの「ことちゃん」をあしらったウェブ会議用の背景画像を作り、ホームページでダウンロードできるようにした。同社も利用客数の落ち込みや、戦前に製造されたレトロ電車の引退イベント中止といった痛手を受けたが「ウェブ会議の背景として活用し、くすっと笑ってもらえたら」としている。

記者会見にうどん、妖怪「アマビエ」も

 同社は4月10日、ホームページでウェブ会議用の2種類の画像「ことこときしゃかいけん」「ぶっかけうどんかいぎ」を公開した。

 「ことこときしゃかいけん」は、同社のロゴマークと社名が市松模様に配置されたボードの前で記者会見するように映る。両脇にはマイクがいくつも並び、イルカがモチーフの同社のキャラクター「ことちゃん」がちらりと顔をのぞかせる。

 「ぶっかけうどんかいぎ」は、釜玉うどんを持ったことちゃんが派手に転び、豪快にうどんをまき散らす。ことちゃんの妻「ことみちゃん」、娘の「ことのちゃん」の姿もあり、ファミリーが勢ぞろい。

 テレワーク中にウェブ会議をする際、自宅内や家族が映り込まないよう背景として利用することを想定。同社経営管理部の担当者は「外出の自粛によってふさぎがちになる心を和ませ明るくしたい」と説明する。

ウェブ会議用に作った背景「ことこときしゃかいけん」(高松琴平電気鉄道提供)
ウェブ会議用に作った背景「ことこときしゃかいけん」(高松琴平電気鉄道提供)
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 新型コロナウイルスの感染拡大に関連しては、疫病退散に御利益があるとされる妖怪「アマビエ」が登場するポスターも製作した。流行の終息を願う動きを受けたもので、海から姿を見せたアマビエに、ことちゃんが「おねがい」と訴えるデザイン。乗降客の多い駅に掲示し、感染症対策に協力を呼び掛けている。

どうなるレトロ電車ラストラン

 ユニークな取り組みを仕掛ける同社だが、他の公共交通機関と同様、学校の一斉休校や観光客の減少による乗客の落ち込みの影響を受けている。3月の利用は、前年に比べて2割近く減少したという。

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