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ヤギのため移住した25歳「鳥取のハイジ」

牧場「やぎのいえ」で飼育されているヤギ=鳥取県伯耆町
牧場「やぎのいえ」で飼育されているヤギ=鳥取県伯耆町
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 中国地方最高峰・大山(だいせん)のふもとの鳥取県伯耆(ほうき)町に、ヤギ49頭を飼育する牧場がある。営むのは、大山の美しさに魅了されて2年前に移住してきた女性。ヤギを通じて地域住民と交流を深めている。女性は「将来的にはヤギの乳や肉を販売し、その魅力を多くの人に伝えたい」と話す。

“ヨーゼフ”もいた

 女性は東京都江戸川区出身の竹川奈緒さん(25)。静岡、京都で働いた後、平成30年に伯耆町添谷にIターンし、牧場「やぎのいえ」を経営する。

 牧場では、体重が50キロを超える巨大な犬が出迎えてくれる。人気アニメ「アルプスの少女ハイジ」に登場する「ヨーゼフ」と同じセント・バーナードだ。飼い主が飼えなくなり、竹川さんが引き取った。

 竹川さんは「『ヨーゼフ』だとハイジを意識していると思われるので名前は『ティート』です」と笑う。

竹川さんが保護したセントバーナードの「ティート」=鳥取県伯耆町
竹川さんが保護したセントバーナードの「ティート」=鳥取県伯耆町
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 移住とともにヤギ3頭の飼育を始めた。繁殖などで増え、現在は49頭に。そのほかにも、保護された2匹の犬、トカゲ1匹も飼っている。 

 壊される予定だった木造2階建ての空き家をリフォーム。小屋でヤギを飼育し、イベントで「ヤギのふれあい体験」を行っている。

生き物好きが高じて

 ところで、どうして鳥取に移住したのだろうか。

 竹川さんは子供のころから生き物が好きだった。ポケットモンスターなどのアニメの影響で中学、高校、専門学校時代は自宅でヘビやトカゲを飼育。専門学校で世話をする動物にヤギがいて、その魅力にひかれた。

 「甘えてくる様子や草を食べるしぐさがかわいい。身近な動物のようで身近ではない」

 その後、静岡県の動物園や京都府の牧場で飼育員を経験したが、「自分のヤギを育て、それを仕事にしたい」という思いが頭にあったという。

 鳥取県への移住は、知人に誘われ、大山に通うようになったのがきっかけ。「景色がきれいで水もおいしい。この環境で育てればヤギもおいしい乳を出してくれるのではないか」

 大山周辺の雪解けを待って移住した。

ヤギの世話が中心

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