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【エンタメよもやま話】新型コロナでかつてない家庭菜園ブームの欧米 戦時下の「勝利のガーデン」復活…

JR大阪駅北の再開発区域で開催された花畑。欧米では新型コロナの影響で、ガーデニングなどがブームになっているという=2018年3月17日午後、大阪市北区(志儀駒貴撮影)
JR大阪駅北の再開発区域で開催された花畑。欧米では新型コロナの影響で、ガーデニングなどがブームになっているという=2018年3月17日午後、大阪市北区(志儀駒貴撮影)

 さて、今週ご紹介するのは、新型コロナウイルスの感染拡大に関し、欧米で広がっている興味深い動きについてのお話です。

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、都市封鎖(ロックダウン)の措置を講じたり、不要不急時を除く外出の自粛を求めたりする国・地域が世界規模で急増。トイレットペーパーや食料品の買い占めが起きるなど、殺伐とした雰囲気が広がっているのですが、こうした状況の中、欧米では、自宅の庭で野菜作りを始めたり、ガーデニング(園芸)にいそしむ人々が急増しているというのです。

 3月27日付の米公共ラジオ(NPR、電子版)や、米政治ニュースサイト、ポリティコなどによると、米国では、南東部バージニア州ミネラル郡にある種子会社「サザン・エクスポージャー・シード(種子)・エクスチェンジ」で、3月15日から同月27日までの種子の売り上げが前年同期比で300%増を記録しました。

 同社の従業員、リジョイス・ブラックウッド氏は前述のポリティコの取材に、例年だと、春と夏の植栽に向けた種子の注文は3月末に減少するなどと説明。「3月はまだ終わっていませんが、今年は予想をはるかに上回る売り上げです。在庫が追いつかなかったため、通販のためのサイトを3日間、閉鎖せねばならないほどでした」と話しました。

 北東部バーモント州にある種子会社「ハイ・モウリング・オーガニック・シーズ」でも種子の売り上げが激増。同社の従業員、サラ・リーグラー氏もポリティコに「正気の沙汰ではない(insane)売り上げですよ。これまでガーデニングをしたことがない人々や、これから種子を買おうとしている人々からの問い合わせも急増しています」と驚きを隠しません。

 また、米北東部ペンシルベニア州にある種子会社「バーピー・シード・カンパニー」の取締役会長、ジョージ・ボール氏は前述のNPRに「野菜の種子の注文が殺到している」と明かしました。

 全米でのこうした状況についてNPRは「自身で消費するための食料を栽培することに関心を持つ人々が急増している」などと説明し、北東部ペンシルベニア州ピッツバーグ郊外に住み、家族のための食料の半分を自宅の広い庭で育てた野菜類でまかなっているというジェムソン・アルトット氏の声を紹介。

 食料品の購入に苦労する人々が多い中、アルトット氏はNPRに対し「私たちは多くの食べ物を保存できて幸運です。冷凍庫には果物と野菜の缶詰のほか、ジャムやベリー類、肉が残っていますから」と話しました。

 野菜作りやガーデニングに走る人々が急増しているのは間違いありません。北西部のオレゴン州立大学は、ガーデニングに関する知識などを教えるプログラムのうち、野菜づくりについて教えるオンラインのコースを4月末まで無料にすると発表。この発表についてのフェイスブック(米大手交流サイト)投稿は2万3000もシェアされ、拡散されました。

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