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「北海道物産展」相次ぐ中止に全国から激励 在庫情報掲示板、160社で1億円超も苦境続く

札幌商工会議所がホームページに開設した掲示板「緊急在庫処分SOS!」。北海道物産展の中止などで在庫を抱えた事業者への支援を呼び掛けている
札幌商工会議所がホームページに開設した掲示板「緊急在庫処分SOS!」。北海道物産展の中止などで在庫を抱えた事業者への支援を呼び掛けている
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 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、各地の百貨店などで北海道物産展の中止が相次ぐ中、カニやチーズ、ケーキなどの在庫を抱えた道内事業者を支援する札幌商工会議所の掲示板が評判を呼んでいる。約160社が「大量在庫のため大幅値下げしました」などと“SOS”を発信し、消費者に購入を呼びかけ、販売実績は2週間で1億円を超えた。(寺田理恵)

「ぜひ、おうちで」

 「在庫が1万個ほど余っています」「冷凍庫がパンパンです!」「製造工場のラインも止めております」。札幌商工会議所が3月10日、公式ホームページ内で開設した掲示板「緊急在庫処分SOS!」には27日までに道内165事業者が在庫情報を掲載した。

 「3月、4月の物産展が中止になり、大変厳しい状況です」「3月のみならず4月、5月と続々と中止」などと事業者が窮状を訴え、自社商品や値引き情報とともに自社の通信販売サイトや電話番号を案内。 「この機会にぜひ、おうちで美味(おい)しい鹿肉、熊肉を」「自宅で簡単にがんがん焼き(漁師の調理法)はいかがでしょうか」などと呼びかけた。

「負けないで」の激励

 もともと人気の高い北海道物産展だけに、全国から反響があった事業者も。

 「注文だけではなく激励のコメントも寄せられました。遠いところでは沖縄県からも。人生で、これほど心の温かさを感じたのは初めて」。こう話すのは、北海道産素材を使ったソーセージなどを販売する「農研百姓塾」(苫小牧市)の鈴木孝則社長(79)だ。

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