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【通崎好みつれづれ】ピアノ調律師の技

通崎さん宅のピアノを調律する中谷哲也さん(永田直也撮影) 
通崎さん宅のピアノを調律する中谷哲也さん(永田直也撮影) 
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 先日、ピアノ調律師・中谷哲也さん(56)に自宅のピアノを調律してもらった。普段はスケジュール合わせに一苦労する人気調律師さんだが、案の定3月は新型コロナウイルス感染防止の関係で、仕事が23本もキャンセルになったとのこと。すぐに話がまとまった。

 中谷さんとは平成5年、仕事現場で知りあった。以来、コンサート時のみならず、自宅ピアノの調律も依頼している。95%以上の人が一般家庭を回る調律師の世界で、中谷さんは「コンサート調律」を主な業務とする。うちのピアノは、昭和47年、私が幼稚園の時に買ってもらったアップライト(箱型)ピアノ。マルタ・アルゲリッチやアルフレート・ブレンデルら世界の名手が弾く楽器も調律する中谷さんに、うちのピアノの面倒をみてもらうのは申し訳ないのだが、腕がよくないと、古いピアノのご機嫌をとるのも難しいので、無理をお願いしている。

 中谷さんは子供の頃、自宅にやってくる調律師の仕事に興味を持ち、毎回飽きもせずずっと眺めていたそうだ。母はピアノ教師、姉もその道に進んだ。音響会社に就職するも、仕事現場で再び調律師の仕事に触れるようになり、この道を志す。24歳の若さで京都会館のピアノ調律を任され「コンサート調律」の道を歩み始めた。

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