PR

ニュース プレミアム

関電が直面するもう1つの課題 テロ対策工事で続く事故

 このため電力各社は工期短縮を強いられているが、九州電力は3月16日、川内(せんだい)原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)の原子炉を停止させた。関電も高浜3、4号機をそれぞれ期限前日にあたる8月2日、10月7日に運転停止する。

安全確保と工事の推進

 関電の場合、原発が1基稼働すれば収支改善額は1カ月40億~60億円。逆に停止すれば、代替の火力発電所の燃料費などとして、この金額がコストに跳ね返る。

 東日本大震災前の関電の電源は原発が5割で、30年度でも3割近くを占める。原発が止まれば、経営を圧迫する構造だ。

高浜原発
高浜原発
その他の写真を見る(2/2枚)

 トンネル事故のあった高浜1、2号機の期限は来年6月9日だが、決して工期に余裕があるわけではない。「工事はできるだけ早期に進めるが、安全確保が最優先。工期優先ではない」という水田原子力事業本部長代理の言葉を待つまでもなく、関電には安全を確保しながら工事を進めることが求められている。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ